2009/03/02 Category : Books 『男』柳美里 男 (新潮文庫)『家族の標本』で勢いづいて、柳美里を立て続けに読んでいる。ともかくこの人文章が上手い。上手い。壮絶なはずの内容を、すらすら読めてしまう。時たますごく納得してしまう部分があるので、柳美里ハマってしまう。恋人どうしの役を演じた俳優と女優が実生活でも恋愛関係になってしまうのは恋愛の演劇性を物語っている、だとかは「なるほどー」と思った。あと「セックスはしてもキスはさせない」は私も過去に経験があるので「あ、やっぱ私だけじゃないよね★」てな気分になった。ていうか「なんだかモテる人」なんだろうとは思っていたけれどほんとうにモテてるんだな……モテるっていうか、不足しないっていうか、「男がなんだか放っておかない女」なんだろうな。危なっかしいし。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword