2005/08/08 Category : Books 『日曜日たち』吉田修一 日曜日たち今年の誕生日プレゼントに、友人の一人がくれまして。余談ですが「誕生日プレゼントが本」って良いよね。しかも実用書でも写真集でもなく、小説ってのが良いよね。かなりときめいた、実はwいゃプレゼントにしたくなったのも納得、の良い本でした。短篇集なんですけどね。主人公たちは年齢も性別もばらばらなんですけど、全部日曜日が舞台になっていて、そして過去の回想が物語の大部分を占めるんです。それゆえのノスタルジーというか、ほろ苦さ、甘酸っぱさがあるような。決してハッピーではないんだけれど、薄暗くもない、読んでいて気分の良い本でしたね。あと、各ストーリーに共通して登場する家出兄弟がいて、最後の「日曜日たち」で彼らの結末が描かれるのが心憎かったです私も友だちにプレゼントしたくなる(あるいはプレゼントできる)ような本を読もう…… と思いました [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword