2006/03/30 Category : Books 『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹 ハルキの創作は、高校生のときにあらかた読んだんですよ。この『ダンス・ダンス・ダンス』を除いて。なんでかって、うちの高校の図書館に文庫本がなかったからってだけのハナシなんですけどね。という訳で、初期〜中期ハルキとは実に4年ぶりの再会です。『スプートニク』『カフカ』『アフターダーク』も一応読んだけど。やっぱり、「これでこそハルキ!」って気がしてしまう。「ハルキの中では『ダンス・ダンス・ダンス』がいちばん好き」って方を3人ほど知っているのですが、なるほど納得です。ハルキ作品の中でも珍しく物事に一応の「けり」が着いているし、それなりにハッピーエンドだし。キャラクターが多くて、かつ魅力的ですしね。飲食のシーンが多くて濡れ場が少ないっていうのも好感度の理由かも。ただ『ねじまき鳥』読後ほどのハッピー感はなかったです、私にとっては。でもハルキ作品読み返したくなりました。ちょっと時間足りないけどな。あと、発見。スガシカオをBGMにしてこの頃のハルキ作品を読むと、すごく合うよ。すごく、合う。オススメ。 ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword