2010/08/22 Category : Art 東京に行ってきました(3) 目黒寄生虫館&「オノデラユキ 写真の迷宮へ」「私を見て! ヌードのポートレイト」於東京都写真美術館 上京時の日別展覧会メモ。8月14日。元々この日は美術展に行かないつもりでいたのだが、急遽予定が変わってしまい、友人・三島凛子を誘って都内ぶらぶら。まずは最近オープンしたというヴィレッジヴァンガード三軒茶屋店に行く。私のmixiのプロフィール欄見ていただくとわかるんですが、私にライフワークと呼べるものがあるとすればビレバン巡りがそれでして、現段階で60店舗弱行っております。それでも死ぬまでに全店舗制覇なるかどうか。むむむ。三軒茶屋店で都築響一先生の作品集なんて見てみる。HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポンたぶんいつも行く店舗にも置いてあるんですが、違う店の違うレイアウトの中で見ると新鮮で、手に取ってしまいますね。三島凛子とは料理ブログを共同執筆している仲なので、「出張活動」として、料理本に茶々を入れあう。その模様は↓に。★「作ってあげない、非モテごはん ~鰊パイ互助会活動日誌~」 (*`ー´)第十七回『料理本対談』~都内某所ビレバンの料理本コーナーにて~行ったことがないので、目黒寄生虫館に行かせてもらう。思っていたよりもかなり小さな建物だったし、駅からもかなり遠い。それでも展示されている標本や解説パネルは充実していて、厚い地層のように積み上げられてきた寄生虫研究の片鱗を垣間見ることができます。サナダ虫と同じ長さの紐は、2人で伸ばして盛り上がったりしました。特別展示と銘打たれた「ゴキブリの世界」がショーケース1個分だけだったのには意表を突かれましたが、様々なゴキブリの標本が一度に見れて楽しめました。アメリカではペットとして飼うこともあるそうですね。ホントか?三島凛子と別れて1人に。せっかくなので写真美術館に★「オノデラユキ 写真の迷宮へ」と★「ヌードのポートレイト 私を見て!」を観に立ち寄る。「オノデラユキ」は古着シリーズしか知らなかったので、こんなに色とりどりの実験的な製作を行っていたことにまずびっくり。そしてひとつひとつのアイディアも面白かった。だけど、キャプションが付いてないと全く訳がわからないよなぁ、「現代アート」のキャプションが付いてないと成り立たない感はどうにかならないかなぁ、ということも思ってしまう。「ヌードのポートレイト」は色物のようなPR戦略を取っているけど、実際は写真を用いた「自己との対話」「他者との対話」を試みた作品群、という感じ。目を引く広告で人を集めなきゃいけないんだろうけど、流石にこのキャッチコピーはどうなんだろう……と思ってしまった。展示自体は非常に充実していて、見ごたえがあるものでした。「写真は撮影者と被写体の関係性の芸術」ってのを再認識した。夜、ホテルでの時間を潰すために欲しかった山本直樹の『世界最後の日々』を書店で購入。世界最後の日々ストーリー重視だった『明日また電話するよ』『夕方のおともだち』に比べ、実験的手法の作品が多い印象。いま連載されてる『堀田』に直接的に続く系統の。私は山本直樹のこういう脳が放り出されるような作風が好きなので、ひょっとしたら自選作品集3冊の中でいちばん好きかも。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword