2008/01/24 Category : Art ゴス展 於横浜美術館 ★横浜美術館Webページ「ゴス、それは 過激なイノセンス。」を旗印に、今日的なゴスの作品を集めた展覧会。ぱっとイメージされるのは「ゴスロリ」でしょうが、耽美さ・不吉なイメージなどを中心にした、いわゆる「Goth」です。どの作品にも共通してみられるのは、強迫観念性・切羽つまった感・必死さ・生きづらさ。一緒に行った友達(比較的常識人)が「見てて痛々しいんだよね。 どうしてこうなっちゃうんだろう」なんて言っていたんですが、うーん、「生きづらさ」「日常生活との違和感」としか答えられない。そんな中、文字通り「輝いていた」のは性転換を遂げた過程をセルフポートレイトで記録した★「ピュ~ぴる」さんの作品。内向的で、虐待を受けていた様子(事実なのかな?)を再現した「少年」時代の作品から、花々や色彩をまとった「少女」へ。そして最後に、「自分は一生着られないと思っていた」純白のウェディングドレスが展示されています。それを着たマネキンは、今まで自分を蹂躙してきた大人たちや社会、「一般常識」を見返すように、血のしたたる中指を立てています。ゴステイストが好きな方だけでなく、「なぜこんなカルチャーが……?」と疑問に思われている方にも、一見の価値がありそうな展示。 ■ 会場横浜美術館 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-4-1 tel 045-221-0300 fax 045-221-0317 ■ 会期2007年12月22日(土曜)から2008年3月26日(水曜)■ 開館時間午前10時から午後6時* 金曜は午後8時まで開館* 入館は閉館の30分前まで■ 休館日木曜日(1月3日、3月20日は開館)12月29日から1月1日、3月21日 ■ 料金一般 \1,200(1,000)大学・高校生 \700(500)中学生 \400(300)小学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者(1名)無料。※本展チケットで横浜美術館コレクション展もご覧いただけます。※リピーター割引:観覧済みの企画展チケットをご提示いただくと、団体料金でご覧いただけます (観覧日から1年間、1名様、1回限り有効)。この本は優秀。テクノゴシックショップで売ってた。ほしかった……!ゴシックハートゴシックスピリット一応これも。「ゴス」に至る前の、「ゴシック」と「ゴシック・リバイバル」について。ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫) [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword