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紫式子日記

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映画『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』



と、いうアレで観てきましたよー(^^)

過去関連記事。関連書籍もリンクあり


OPの「掴み」が完璧だった。

「彼は十字架の真の敵か?
 それとも哀しい信者か?」


とか、なんかそんな(うろおぼえ)。


外界との交わりを拒み、近しい人たちも
最後まで彼の名字の正確な読み方すら知らなかった。
(日本ではダーガーが定着しているが、
 近所の人たちは「ダージャー」と呼んでいた)



初めて知ったのは、知的障害児の施設に入っていたとき
州立農場で強制?労働をさせられていたということ。
口答えをすれば厳しく罰せられたということ。
父親が大好きで「引き離された」と被害意識を持っていたこと。

彼が創作した長編小説『非現実の王国で』は、
グランデリニアンという無神論者の大人たちが
子供を親から引き離し「子供奴隷」として
こき使っている、という設定があって、
まぁその子供奴隷が反乱を起こす物語なんですけど、


これを私は
「独創的な世界観だなー」
なんて思ってたんですが、実のところ
彼の体験そのものだったわけですね。

『非現実の王国で』はダーガーによる文章と
付随する絵画群からなる「合戦絵巻」みたいなモンなんですけど、
子供たちが首を締められるシーンが多く出てくるんです。
それもまた、農場で実際にあった罰みたいです。


たぶんダーガーって、ほんとうに

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『頭がよくなるユダヤ人ジョーク集』烏賀陽 正弘



(1)この本自体に誤字・わかりにくい書き方がある。
 著者・ライター・編集・校閲しっかりしろ!!
 とツッコミ入れながら読まなきゃいけない本。
 ある意味脳トレ。

(2)題材は面白い。
 ユダヤ人母・ユダヤ人妻の項が
 妙に強烈で印象的。
 だからフロイトはああなっちまったのか……と。

(3)最後が「ジョーク総論」みたいになってて興ざめ。
 「日本人はユーモアに慣れてない」って
 まじめな文体で「ジョーク講座」されて、
 イャそんな自己証明いらないから……みたいな。

(4)私のお気に入りは「象と反ユダヤ主義」です

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『広告の本』天野祐吉



いきなりアレなんですが。。。

天野祐吉先生、ステキよね!


いゃまじで。

NHK-BSの★「日めくりタイムトラベル」なんか観ててもさ、
さしはさむ解説が的確で簡潔なの!
戦中育ちだからいろいろ知ってて喋れるのに、
ぜんぜんしゃしゃったりしないし!!

親元帰ってるときしか観れないけどね、BS。
っていうか親元帰っててもNHK観てるんだな。
土日が多いから大抵大河観てるし。



さいしょにお名前を知ったのは
読売新聞のコラムでした。

肩書きも「コラムニスト」だし、
何なさってる方か知ったのは
実はごく最近、この『広告の本』
読んでからなんですね。





( Д) ゚ ゚


創刊者じゃねェェーかッッ!!!


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