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紫式子日記

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『木枯しタイツマン』かるま 龍狼


96年第1版だから、★『シノビノサクラ』と同時期か。
『シノビノ~』でもそうだったからわかるんだけど、
この方、この頃はおさななじみ属性だったんですね。

まだこの頃は独自のタッチが確立されてなくて、
当時の少年まんがの絵柄
エロをやっているかんじ。
今でもコミカルで可愛い絵柄の方ですが、
この時代の名残なんだと思います。


おさななじみモノ以外で目立つのは、
冴えない男の子がオイシイ思いをする話。

まぁ↑自体はえろまんがの鉄板なんですけど、
最近のえろまんがって絵柄がきれいじゃないですか。
そういう絵柄で描こうとすると、
「冴えない男の子」って設定だとしたって、
「なんだよ、ただのイケメソじゃねーかッッww」
っていうのが多くなるんですよ。

そこんとこ行くとかるま龍狼センセイの
コミカルタッチって武器で、
男の子が本当にぶさいく
でも「浮かない」んですよね、作品からw

そういった部分だとか、
登場する少女たちの
「しょうがないな~~」
と言いつつ相手をしてしまう母性とかも含めて、
うーん、やっぱり童貞の真友だなぁ、
などと思ってしまうわけです。

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『TAKE THE A TRAIN』南 Q太



久しぶりの南Q太。
やっぱり悪くないんだが、
書いてある感情が当たり前すぎて
「一歩先」がほしい感じが……。
特にオトコ-オンナものね。

表題作の「TAKE THE "A" TRAIN」は良かった。
オンナ-オカマ だからか。
私もトランスジェンダーの友達ほすぃ。

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『臨死!!江古田ちゃん(3)』瀧波ユカリ



2巻でダレた印象がありましたが、勢いを吹き返しました。
なんだか作者も江古田ちゃんもやぶれかぶれになって、
結果おもしろさを増したかんじ?w

モッサンはイケメン本当にイケメン。
あと、あげつらうターゲットにオタク女子が 加わったのが、なかなかにイタく、むずがゆい。

表情が顔文字(・∀・)(´・ω・`)ベースだとか
私の友達っすよそれ、ていうか私っすよ、みたいな。
「日曜は相方(=彼氏)とにゃふにゃふの日なんすよ~」
とか、おもわず我が身を省みた;

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『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク



なんだか哀しくなっちゃった……(´・ω・`)


SFって「Science Fiction」なんだけど、
この物語は「Science Fantasy」ってかんじ。

今まで人間が「ファンタジー」「幻想的」と見なしていたものを瓦解させて、
もっと夢のある「仮説」を打ち立ててる。

でもその果てって……何なんだろう。


宇宙規模で繰り広げられる物語だからこそ
考えさせられる、「個としての喜び」「種としての喜び(?)」

登場するジャンという青年は、
最期に後者を味わえたんだと思うけれど……。

私はすごく哀しい。
なんか、生きる気がしなくなったorz


そういう諸々のことも考えさせられてこその
「名作」なんだと思う。

思うのよね、SFって

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