2008/12/15 Category : Comics 『喧嘩商売』木多康昭 なんかこの線の細さとリズム、見覚えがあるなぁと思ったら『幕張』の人だった。ギャグまんがの回と、格闘まんがの回とがあります。めりはりつきすぎ。だがそれがよいのかもしらん。山田さん好きです。好感を持っています。十兵衛があいてだったら、確かにレイプされかけても結果的に友達になってしまうかもしらん。 [0回]PR
2008/12/14 Category : Books 幸田文『木』とNHK『ブラタモリ』 ナウシカも少し 木 (新潮文庫)一寸ご無沙汰を致しましたが、意外と元気です。幸田文の『木』を読了したはいいものの、スバラシキことbeyond my descriptionで、文章に起こせずにおりました。なんというか、幸田文の文章を読んだあとで手ずからことばを綴る愚かしさよ、なんて思ってしまう。まぁぶっちゃけ書かんくてもいーか、と思ったりも。私の中の『木』は、私だけのものだし。それでも気が変わってここに書くのは、 つづきはこちら [0回]
2008/12/03 Category : Comics 『死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集』荒木飛呂彦 死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)『アイリン』も佳かったですが、『ジョジョ』から入った身としてはやはり、こっちの方が落ち着きます(ノ∀`)wwけれど『アイリン』と続けて読んだゆえにわかるのは、読者を惹きつける! その「物語構成能力」ッ!!お得意の「密室サスペンス」技法が、短編であるがゆえに遺憾なく発揮されています。『ジョジョ』では埋もれがちな魅力を発見できる1冊。でも吉良吉影の魂って「あっち側」に引きずりこまれちゃったんじゃなかったっけ……?なんでまだ「こっち」でお仕事できてるの……?; [0回]
2008/12/02 Category : Comics 『ゴージャス★アイリン』荒木飛呂彦 ゴージャス★アイリン (愛蔵版コミックス)『ジョジョ』は第1部と現在とでえっらい絵柄が違う、というのはよく言われる話だけれど、それより前の「もっと絵柄が違った時代」の作品集(`・ω・´)『魔少年ビーティー』(パイロット版)なんかは、手塚治虫とか、トキワ荘時代の「日本の少年マンガ」なかんじ。だけれど「ウジュルウジュル」(何かが蠢く音)とか「バアァ~ン!」みたいな登場音とかはすでに「荒木」で読んでいてえっらい盛り上がったwwwwwwwあとは物語の作り方か。「サスペンス」を基本にしている。これは「読ませる」ための技法。密室(状態)での対決シーンとか『ジョジョ』にも結構あるけれど、それは荒木先生が考え抜いて導き出した「読ませるメソッド」なのだとわかる。実際スリリングで面白いしね。そういう、荒木先生の「頭で描いてる」感じ、理知的な部分と、「まんがが好き!」「描きたい!!」っていうアツい想いとが味わえる作品集。ジョジョは「真っすぐ」な主人公たちが織り成す「人間賛歌」だけれど、これに収録されている初期作品には「人間の闇」みたいなテーマに終始しているのもあって、ちょっと手塚治虫の青年マンガ的な「暗さ」も楽しめます。 つづきはこちら [0回]