2009/06/07 Category : Books 『午後の曳航』三島由紀夫 午後の曳航 (新潮文庫)三島由紀夫作品に関しては、もう私がどうこういうものではないので、「読んだよ」という記録だけ、という感じなのですが。この作品にはちょっとした思い出があって、高校の時の模試で課題作品として出題されたのですよね。で、模試が終わった後Yちゃんという女子が、「式子ちゃんあれ何て言う作品かわかる? 先生に訊いてみたんだけど、 『確か三島由紀夫』ってことしかわからなくて……。」って訊いてきたんですね、私に。当時私村上春樹しか読んでなかったから、わかんなかったのですけれど(汗)。『午後の曳航』のあらすじを読んで、どうもコレくさいぞとわかったのは大学時代。すでにYちゃんも私も進学のために家を出ていて、お互いの現住所がわからない状態で、メアドも消しちゃってて、結局Yちゃんが『午後の~』にたどりつけたかどうかはわからないまま。Yちゃんは私に『木島日記』とか『北神伝綺』を教えてくれて、サブカルの手ほどきをしてくれた(笑)恩人なので、いま思うとなぜ連絡手段を絶ってしまったのか「( ;´・ω・`)?」なのですが……。 あと、大学に入ってから知り合った友人に案内してもらって行った元町を舞台にしているので、風景が容易に思い浮かぶという点でも、個人的には思い入れの湧く作品です。いちおう作品の感想を。三島の「少年観」「(理想の)青年観」「父性観」が一同に介していて「あ~~なるほど~~……」って思う。三島は「少年」であり「理想の青年」である自分のまま、堕落した「父性」を身に着けるまいとして、ああいうことをやったのかな、なんて、いろいろ。 [0回]PR
2009/05/31 Category : Comics ◆◆◆青目黒先生情報まとめサイト「青目黒@wiki」作りました◆◆◆ 作りました↓★「青目黒 @ wiki」とりあえず作りはしたものの、現在は青目黒先生の作品が掲載されていたことが私の方で確認できた号を並べてあるだけ……といった状況です。持っていた掲載誌はすべて処分してしまったため(・・・)、掲載作品のタイトル・題名は不明なものがほとんどです。そこで、この記事をご覧の方々にお願いがあります。お手持ちの『if』『Sweet』ほか、青目黒先生の作品が掲載されている雑誌についての情報をお寄せください。教えていただきたい情報は以下のようなものです。 ○雑誌名 ○何年何月号か ○青目黒先生の作品タイトル ○登場人物の名前、あらすじ ○続編があれば、続編タイトル(わかる範囲で) ○何かの続編であれば、元作品のタイトル(わかる範囲で)情報をお持ちの方は、お手数ですが、★「青目黒@wiki用掲示板」の【掲載情報スレ】にご投稿いただけますと幸いです。あるいはwikiを直接編集してくださっても構いません。(wikiの編集方法も、ページに掲載してあります)青目黒先生のことをもっと知りたい、という方々のためにも、何卒ご協力をよろしくお願いいたします。ロクロイチ先生に関しても、知る限りの作品情報は載せてあります。ロクロイチ先生の情報がほしいという方にも、ご覧いただけたらと思います。 [9回]
2009/05/30 Category : Comics 『家族生活』やまだないと 家族生活ラスト1話が描かれていない「未完の大作」。KAWADE夢ムックでむりくり1/2縮小して掲載したりしてたけど、このたび単行本化されましたパチパチパチパチ。ラスト1話は今回も描かれないまま。ただ、やまだないとと親交がある(?)4人の映画監督によって最終話の「脚本」が書かれ、掲載されています。松尾スズキ版は、ちょっと円く収まりすぎてると思ったけど、泣きました。しかも1回目も、2回目に読み返したときも。やまだないと (KAWADE夢ムック) [0回]
2009/05/29 Category : Comics 『夕方のおともだち』山本直樹 夕方のおともだち (CUE COMICS)「エロけりゃなんでもアリ☆」と笑っていた森山塔は、いつからこんなしんみりとするいいエロ話を描くようになったのだろう……。やはり読み返してしまうのは表題作『夕方のおともだち』。山本直樹の他の作品にはちょっとない、ハードSMのおはなし。モノクロだけれど、美しい丹色の夕空が見えるような読後感。『学校』Var.3も掲載。Var.1から左右対称のコマ割りが特徴のこの作品、「学校ってなんとなく左右対称って感じだから」。今回は左右対称が見開き単位に及ぶ変更があったらしいので、前のものと比べると面白そう。嬉しいあとがきと、12,000字インタビューはやはり読み応えがある。 [1回]
2009/05/28 Category : Comics 『喧嘩商売(15)』木多康昭 喧嘩商売 15 (ヤングマガジンコミックス)ギャグページ「佐野ラーメン」面白かったと思います。連載再開おめでとうございます。金田保との対決が見れるとばかり思っていたので、格闘ページは私には肩透かしでした。 [0回]