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紫式子日記

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ドイツ写真の現在


竹橋に来る用事(って言ったらバレバレなんだろうか)があったので、ついでに東京国立近代美術館「ドイツ写真の現在」展を観てきました。

観て「怖いっ!」って思う写真に久しぶりに会いました……



のっけから足元ぐらつかされたのは、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品。





(ペンシルヴェニア州ベツレヘム  1986年 ©the artist )


給水塔、炭鉱の採掘塔、鉄鋼所の溶鉱炉みたいな産業建築物を淡々と撮っているのですが、これがなかなかどうして、気味悪い

同じ形のクレーンや煙突が並んでいる風景が、この人たちのファインダーを通すとすごく不気味でグロテスクに見えるんです。

あと、給水タンクとかガスタンクが画面全体にバン! と来た写真とかには、無生物なのに威圧感・圧迫感を覚えました。

でも、ずっと見てるとそのタンクが、支柱で地面に縛り付けられているようにも見えてくるんですよね。

工業化社会の不穏さ・恐ろしさと悲哀を同時に撮りこんでいるように感じました。



アンドレアス・グルスキーはベッヒャー氏の教え子。

「同じ形が並んでいる風景」の奇怪さを鮮やかに撮っているところが共通していますが、グルスキーの方が色彩・構図が幾何学的・無生物的。





(グリーリー  2003年 ©Andreas Gursky)


そのよそよそしさがまた、人間疎外窮まった現代社会! って感じで、ゾワゾワさせてくれました。



トーマス・デマンドの手法も面白かったな。




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幸せのたっぷりアロエヨーグルト


グリコ 幸せのたっぷりアロエヨーグルト





隠れ好物なんだよね、アロエヨーグルト。

最初森永のアロエヨーグルト2カップパックを買おうかと思ったのですが、グラムあたりのお値段で(セコいなー)、こっちを買ってみました。

そしたら。

おいしいの。すっごく。


って訳でリコメンドだ。



なんたって、アロエの粒が大きい

キューブに切られてるのがしっかりわかる大きさ。

そしてちゃんと

ヨーグルトにまみれても猶はっきりわかる、鮮やかな緑の安心感。

しかも、アロエが多い

たぶんヨーグルトと同じ位の体積入ってるよ! 容器の中半分アロエだよ! ってくらい、アロエアロエアロエしてます。

どれだけ食べてもアロエがコリコリコリコリしてます。しあわせ。嗚呼、アロエ。



アロエ+ヨーグルトなんだから、美容と健康にも悪くはあるまい。

ヨーグルトに抵抗の無い女子の皆さんは、買ってみると良いと思う。

たっぷり入っててお得だよ(うーん、セコいなー)



ヨーグルトもこのウマさに一役買ってると見た。

水っぽすぎず、酸っぱすぎず、アロエの爽やかな甘みを上手く引き立てる味バランス。

うん、偉い。

冷蔵庫の中の常連が、ひとつ増えそうです。



ちなみに第一号常連はパスコの超熟なんだけどね。

なんかこれ以外の食パンは美味しいと思えない。

本当ならシール貯めてオーブントースターもらえるくらいなんだよ、要らないから貯めてないけど。

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『日経WOMAN』


日経 WOMAN (ウーマン) 12月号 [雑誌]
日経 WOMAN (ウーマン) 12月号 [雑誌]




伊東美咲の目ヂカラにヤられて買っちまったYO!

ってのは、半分ほんとうだけど(あれー)

別冊付録の「マネー美人! 強化レッスン」てのが読んでみたかったのさ。

いい加減おカネ貯まらない体質を改善したい21歳女子、就活戦線斬り込み中。やれやれ。



実はこれ、初日経WOMANだったのですが、面白いですね

特集記事の「本当の恋の見つけ方」なんか、タイトルはan・anとかと変わらない感じだけど、ちゃんと現代のキャリアウーマン「ならでは」の微妙な心境を上手く汲んでくれていて、好感が持てました



目当てだった「マネー美人」も、投資の始め方等、考えもしなかった世界を見せてくれて、得した感満載です。

タイプ別マネーセンス問題診断とかね。

私は「継続して自分のペースで貯蓄できるが、収入の範囲内で生活するのが苦手な面も」だってさ。あはは(乾)。



しかし、好きな雑誌=『日経WOMAN』の女子って、世間的に見て如何なんだろう。



サイト:日経ウーマンネット

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WASHOLL〜マッピルマ35〜


都の西北バカ田の隣、早稲田大学というところで行なわれたライブに、2日連続で行ってまいりました。

2日目の今日は、WASHOLL〜マッピルマ35〜と題された、忌野清志郎@GODの35周年記念ライブinワセダ!

いえね、35周年ツアー、両親が私に黙って地元で行ってきたので、悔しかったんですよ。

だから近場で観れてすごく嬉しかった。

しかも学生1500円って。この値段も神。



さてナマ清志郎……本当に神

だってさぁ、今いくつ?

わっかいんだよ、なんか知らないけど。

で、声がいい。すごーくいい。

ロック向きの声? って言えば良いの?

本当に張りのある、伸びの良い声してるんですね。

昨日のシブサのような高揚感ではないけれど、大御所の力! みたいなものを見せていただきました。

ゴチっす!



あと、ギターやって、1曲ボーカルもやってた三宅伸治さん、カッコよかったー

X'masライブやるらしい。イっちゃうかも。

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UBC-jamライブ


都の西北に早稲田大学という大学がありまして。

そこでUBCっていうサークルが主催するUBC-jamってライブに行ってきたのですよ。



皆トライセラトップスを目当てに来ていたんだけど、私の注目は、最初っから!

渋さ知らズオーケストラってバンドでした。

友だちにね、ちょうど「アツいよ」って薦められてたんですよ。

不思議なバンドです。

金管メインで、フリージャズ・バンドって名目らしいんだけど、いろんなジャンルの要素が詰まった音楽を演(や)ってくれます。

メンバーもすごく多くて、フルで40人くらいになるらしい。1クラスじゃん!!

あとなんかね、半裸で全身白塗りのダンサーと、金髪のカツラかぶったキレイなお姉さんが前の方で踊ってるの。

不思議でしょ。



で、ライブ……本当にアツかった

何だったんだろう? って立ち会った私が言うのも変だけれど、でも本当に何だったんだろう。

嵐のような熱狂の中で、ひたすら音に合わせて飛んだり跳ねたりしてた。

肝心の音楽がどういうのだったか、実はあんまり憶えてない。

ただ、後先省みず、充満した興奮の中で身体を動かしていた。

頭の一部分が変に冴えて、「何で私たちこんなことやってるんだろう?」って考えているんだけど、でも身体が止まらない。

原始宗教の儀式みたいな高揚感だった。



音楽の力を、そこまで感じたのは初めてだった。

ライブとかって全然行かないけれど、でも他のアーティストのじゃ、こんな体験できなかったんじゃなかろうか。



終わった後は汗びっしょり、自分でも訳がわからない程の疲労感。

お陰でその後の3組は、ロクに楽しめていない(極秘)。

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