2005/11/09 Category : Art ドイツ写真の現在 竹橋に来る用事(って言ったらバレバレなんだろうか)があったので、ついでに東京国立近代美術館の「ドイツ写真の現在」展を観てきました。観て「怖いっ!」って思う写真に久しぶりに会いました……のっけから足元ぐらつかされたのは、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の作品。(ペンシルヴェニア州ベツレヘム 1986年 ©the artist )給水塔、炭鉱の採掘塔、鉄鋼所の溶鉱炉みたいな産業建築物を淡々と撮っているのですが、これがなかなかどうして、気味悪い。同じ形のクレーンや煙突が並んでいる風景が、この人たちのファインダーを通すとすごく不気味でグロテスクに見えるんです。あと、給水タンクとかガスタンクが画面全体にバン! と来た写真とかには、無生物なのに威圧感・圧迫感を覚えました。でも、ずっと見てるとそのタンクが、支柱で地面に縛り付けられているようにも見えてくるんですよね。工業化社会の不穏さ・恐ろしさと悲哀を同時に撮りこんでいるように感じました。アンドレアス・グルスキーはベッヒャー氏の教え子。「同じ形が並んでいる風景」の奇怪さを鮮やかに撮っているところが共通していますが、グルスキーの方が色彩・構図が幾何学的・無生物的。(グリーリー 2003年 ©Andreas Gursky)そのよそよそしさがまた、人間疎外窮まった現代社会! って感じで、ゾワゾワさせてくれました。トーマス・デマンドの手法も面白かったな。 つづきはこちら [0回]PR
2005/11/08 Category : Life 幸せのたっぷりアロエヨーグルト グリコ 幸せのたっぷりアロエヨーグルト隠れ好物なんだよね、アロエヨーグルト。最初森永のアロエヨーグルト2カップパックを買おうかと思ったのですが、グラムあたりのお値段で(セコいなー)、こっちを買ってみました。そしたら。おいしいの。すっごく。って訳でリコメンドだ。なんたって、アロエの粒が大きい。キューブに切られてるのがしっかりわかる大きさ。そしてちゃんと緑。ヨーグルトにまみれても猶はっきりわかる、鮮やかな緑の安心感。しかも、アロエが多い。たぶんヨーグルトと同じ位の体積入ってるよ! 容器の中半分アロエだよ! ってくらい、アロエアロエアロエしてます。どれだけ食べてもアロエがコリコリコリコリしてます。しあわせ。嗚呼、アロエ。アロエ+ヨーグルトなんだから、美容と健康にも悪くはあるまい。ヨーグルトに抵抗の無い女子の皆さんは、買ってみると良いと思う。たっぷり入っててお得だよ(うーん、セコいなー)!ヨーグルトもこのウマさに一役買ってると見た。水っぽすぎず、酸っぱすぎず、アロエの爽やかな甘みを上手く引き立てる味バランス。うん、偉い。冷蔵庫の中の常連が、ひとつ増えそうです。ちなみに第一号常連はパスコの超熟なんだけどね。なんかこれ以外の食パンは美味しいと思えない。本当ならシール貯めてオーブントースターもらえるくらいなんだよ、要らないから貯めてないけど。 [0回]
2005/11/07 Category : Books 『日経WOMAN』 日経 WOMAN (ウーマン) 12月号 [雑誌]伊東美咲の目ヂカラにヤられて買っちまったYO!ってのは、半分ほんとうだけど(あれー)。別冊付録の「マネー美人! 強化レッスン」てのが読んでみたかったのさ。いい加減おカネ貯まらない体質を改善したい21歳女子、就活戦線斬り込み中。やれやれ。実はこれ、初日経WOMANだったのですが、面白いですね。特集記事の「本当の恋の見つけ方」なんか、タイトルはan・anとかと変わらない感じだけど、ちゃんと現代のキャリアウーマン「ならでは」の微妙な心境を上手く汲んでくれていて、好感が持てました目当てだった「マネー美人」も、投資の始め方等、考えもしなかった世界を見せてくれて、得した感満載です。タイプ別マネーセンス問題診断とかね。私は「継続して自分のペースで貯蓄できるが、収入の範囲内で生活するのが苦手な面も」だってさ。あはは(乾)。しかし、好きな雑誌=『日経WOMAN』の女子って、世間的に見て如何なんだろう。サイト:日経ウーマンネット [0回]
2005/11/06 Category : Music WASHOLL〜マッピルマ35〜 都の西北バカ田の隣、早稲田大学というところで行なわれたライブに、2日連続で行ってまいりました。2日目の今日は、WASHOLL〜マッピルマ35〜と題された、忌野清志郎@GODの35周年記念ライブinワセダ!いえね、35周年ツアー、両親が私に黙って地元で行ってきたので、悔しかったんですよ。だから近場で観れてすごく嬉しかった。しかも学生1500円って。この値段も神。さてナマ清志郎……本当に神だってさぁ、今いくつ?わっかいんだよ、なんか知らないけど。で、声がいい。すごーくいい。ロック向きの声? って言えば良いの?本当に張りのある、伸びの良い声してるんですね。昨日のシブサのような高揚感ではないけれど、大御所の力! みたいなものを見せていただきました。ゴチっす!あと、ギターやって、1曲ボーカルもやってた三宅伸治さん、カッコよかったーX'masライブやるらしい。イっちゃうかも。 [0回]
2005/11/05 Category : Music UBC-jamライブ 都の西北に早稲田大学という大学がありまして。そこでUBCっていうサークルが主催するUBC-jamってライブに行ってきたのですよ。皆トライセラトップスを目当てに来ていたんだけど、私の注目は、最初っから!渋さ知らズオーケストラってバンドでした。友だちにね、ちょうど「アツいよ」って薦められてたんですよ。不思議なバンドです。金管メインで、フリージャズ・バンドって名目らしいんだけど、いろんなジャンルの要素が詰まった音楽を演(や)ってくれます。メンバーもすごく多くて、フルで40人くらいになるらしい。1クラスじゃん!!あとなんかね、半裸で全身白塗りのダンサーと、金髪のカツラかぶったキレイなお姉さんが前の方で踊ってるの。不思議でしょ。で、ライブ……本当にアツかった何だったんだろう? って立ち会った私が言うのも変だけれど、でも本当に何だったんだろう。嵐のような熱狂の中で、ひたすら音に合わせて飛んだり跳ねたりしてた。肝心の音楽がどういうのだったか、実はあんまり憶えてない。ただ、後先省みず、充満した興奮の中で身体を動かしていた。頭の一部分が変に冴えて、「何で私たちこんなことやってるんだろう?」って考えているんだけど、でも身体が止まらない。原始宗教の儀式みたいな高揚感だった。音楽の力を、そこまで感じたのは初めてだった。ライブとかって全然行かないけれど、でも他のアーティストのじゃ、こんな体験できなかったんじゃなかろうか。終わった後は汗びっしょり、自分でも訳がわからない程の疲労感。お陰でその後の3組は、ロクに楽しめていない(極秘)。 [0回]