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紫式子日記

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熱海にいます


ゼミ合宿で来てます

目的地はもうちょっと先なんだけどね



鉄ちゃんぽい写真撮ってみた

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『BLOOD on FIRE』AAA


BLOOD on FIRE
BLOOD on FIRE




そういえば私この子たちのPRトラック、渋谷で見たわ。

そのときは

スト2(古!)のコスプレユニットっすか!!?」

って感じで何らアンテナが動かなかったんだけど。

でも昨日ボーリング行ったら友だちがジュークボックスで聴いてて。

気に入ったので今日ツタヤで借りてきました。



わたくし昨今のCDランキングなんて全く気にしてないですし、たまに音楽番組とか観ても何も琴線に触れない訳なのですが。

なんでまた、と考えてみると、これ、音が90年代なんですな。

私が小学校〜中学校の時分に聴いていた、ですから8〜9年前に台頭していた、テクノ系ミュージックの音がそのまんま使われている気がします。

ラップの使い方とかもね。

歌詞の無難な熱血さも、なかなかにアニメ主題歌ぽくて憎めない。

ちょうど、私の聴覚を育んだTWO-MIXを思い出しました。



90年代。それをキーワードに考えると、衣装が「スト2」なのも納得が行きますね。

購買層としてはやっぱりウチら世代を狙ってるのかしら?

懐古主義に陥るのは好きじゃないけど……。

でも実際、聴いてて落ち着くのは90年代ポップスだもんなぁ。

何か不快さを感じているとしたら、それを露骨に「売れる要素」として意識しているってところでしょうか。

さすがavex、やることが利益偏重、相変わらず美学が無くて清々しい、なんて思っちゃってますが。




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乗車有難


毎週火曜は中国語の日。

何度かこのblogでも触れた記憶がありますが。

ヌル〜い、ヌル〜い、テストも課題も無し、ただ出席して返事していれば良いだけのラクチンな授業でした。

が、思えば今年度いちばんタメになったのはこの授業だった気がします。

日系だけど中国育ち、名前は日本人だけれど喋る日本語は半分中国語。

そんな先生に日中文化の相違を学んできました。



今日聞いてきたのは、ちょっと怖い笑い話。

うちの大学に金先生(仮)という、やはり中国人の先生がいらっしゃるんです。

その先生が、来日してすぐ、電車に乗ろうとしたときの話。



駅のホームにはどこかしらに

「ご乗車有難うございます」という掲示がありますよね。

ところが金先生は平仮名をご存じなかった。

先生の目は自ずと、母語の文字である漢字のみをピックアップします。

するとどうなるか。

「乗車有難」

高校生気分で訓読してみましょう。

「乗車すること難有り」

これに足がすくんだ金先生、どうしたものかと手元の切符を見ると。

「前途無効」

乗車すると災難が有る上に、前途も無くなってしまうらしい。

もはや『世にもきみょぉな物語』の世界。

恐怖した金先生は、目の前に停車していた電車に乗ることができなかったそうです。……



いゃー、ことばって、たまにすごいことをやらかしてくれるんですね。

それではまた次回、さよなら、さよなら、さよなら。

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『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』江國香織


泳ぐのに、安全でも適切でもありません
泳ぐのに、安全でも適切でもありません



ものすごく落ち着いた

淡々とした文体で書かれているのに

激情が滲み出ていて

だけど文体は淡々としているものだから

素直にその激情に感応できない

そんな居心地の悪さと

だからこそ感じる「踏み外していない」安心と



特別好きな作品は無いけれど

本全体の雰囲気がいとおしい

そんな短編集



本人によるあとがきが上手い

最後のページまで読みきってほしい本

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スコットランド国立美術館展




これが無ければ渋谷なんか絶対行かないのに、と毎回思うBunkamuraにて開催中のスコットランド国立美術館展



「フィリップス・コレクション展」以来で、生ルノワールに会ってきました。





オーギュスト・ルノワール《子供に乳を飲ませる女性》1893-94年頃


何度観てもエッロいなー、ルノワールは。

ぷくぷくのお肌大っ好き!ってのが100年の時を越えて伝わってくるもんね。

しかしそれは取りも直さずこの画家が対象に注いだ「愛」の結実であって。

滲み出てくる「母性愛」に、今日もうるっとさせられました。

でもこの人、「私は第三の足で絵を描いている」って言ってたんだよね……?



モネもいます





クロード・モネ《積み藁、雪の効果》1891年


この人の絵って、色彩は柔らかいのにタッチが慌しいんだよね、と思う・笑

「瞬間」を描きとめたかったからかなぁ。

ルノワールはストップモーションかかってる感じなのに、モネはこれからも回り続けるフィルムの1コマって感じなんだよね。



でもでも、ルノワール・モネも然ることながら、今回の発掘はこれ





ジュール・バスティアン=ルパージュ《お手上げだ》1882年


らぶい!!

まじ、かわいいんです、この男の子(の絵)!!

い〜〜ぃ表情してるんですよ、ホント……。

くりっとした目が、小生意気だけど愛嬌があんの。

実物は等身大だから、存在感も鮮烈です!

これだけでも観にいく価値があると思った

ミュージアムグッズは買わない派なんだけど、今日はこの子のA5ノートがあって、思わず購入しちゃった……。

500円……。フツーのやつなら200円で買えるのに……。



全体としては、19世紀半ばあたりの、穏やか〜 で 落ち着い〜〜た作品がほとんどでした。

疲れた体で行ったから、ちょうどよかった。

ただこういうのって、

印象に残りにくいのよね

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