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紫式子日記

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渋谷で出会うポーラ美術館の印象派コレクション展






えっ、まだ行ってなかったの

うん、まだ行ってなかったの。

就活にかまけて美術館行けてないです。

良くありません。



展示内容は癒し系といった感じ。

疲れた心に優しかったです。

この時期にやってくれていて良かった。

一流の画家の作品ばかりだしね……。

「知らない画家がいない」ってやつですよ、それこそ。



しかし印象派の展示っていうのは、須らく平坦になりがちで……というのは色遣いやタッチが皆似てるからなんですが……今回の展示も例に漏れず、だったのが残念。

敢えて時代順にせずに、入っていきなりルノワール! とかやったら緩急ついたかも?



とは言えやっぱり絵の一枚一枚は貴重なものばかりですから、この機会に肉眼で観ておいた方が良いかも。

と、会期終盤にやっと行った私が言うことでもないですが。



個人的にはボナールの大作がいくつも観れたのが収穫。

あの人、タッチがぼなぼなしててヤだったんだけど、大きい絵だとアレがかえって活きるのね。

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『聴くな。~Bravissimo~』上海太郎舞踏公司B


聴くな。~Bravissimo~
聴くな。~Bravissimo~




「聴くな。」と言われれば聴かずにはおれないのが人情というものですよね。

衝動買い……しました。

ていうかクラシック(のアレンジもの)が大好きな私が、見逃すわけないじゃん、ね。



お馴染みのクラシックにくだらない歌詞を載せて歌っている……というただそれだけなんですけれど、とりあえず歌詞がくだらなすぎる

大事なのは、そのくっだらない歌詞を本格的な発声で歌っちゃっているということです。

きれいなソプラノやバリトンで

「まぜごはーーーん」「しろごはーーーん」(『朝ごはん』/ベートーヴェン『運命』

なんて歌われた日にゃ、あんた。

切ないメロディが歌詞の空しさを際立たせる、その瞬間といったら。

下向いて吹きだしちゃうってコレ。

あと『風呂屋で』(ベートーヴェン『歓びの歌』)でわかる、ドイツ語と大阪弁の類似性も特筆すべきものがありますね。

コツは「-eん」で終わらせることでしょうか。



しかもコレ、アカペラなんですね。

人間の声は最高の楽器。

そんな言葉を思い出しました。

歌詞はくだらないけどね。



Amazonでは賛否両論だけど、元曲が好きな方なら楽しめるハズ。

あの、アレです。

音楽界の田中圭一だと思えばよろしい(他のまんが家を知らないのかと問いたい)




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『大奥』よしながふみ


大奥 1 (1)
大奥 1 (1)




あのドラマの原作……

ではない。

違う! 違うよ!!



つーか、これすごい。

「ジェンダー」概念(ただし初歩の)を説明する教本? みたいな。



江戸時代の初期に男子だけがかかる疫病が流行し、全人口の男女比が1:4ほどになった、「ifもしも」の日本が舞台。

男子を危険にさらさないため、労働・家督相続は全て女子が行なう世界です。

性別役割分担が、それまでと逆転しているんですね。

将軍職も四代目以降は女子が継いでいます。



ところが外国の使者と謁見するときは、将軍は男装しなければならない。

女としての名もあるのに、職務にあるときは男の名を名乗らねばならない……。

八代将軍・吉宗(女性名は「お信」)は、そんな性別役割分担の「例外」(正確に言えば「残留」)が発生する場面に違和感を覚えます。

1巻はその「例外」の原因を知るために、御右筆頭のもとを訪れるところで「つづく」なんですけどね。



ストーリーが充分面白いので、ただのまんがとしても楽しめますけどね。

でも設定がめっちゃジェンダーの仕掛けに執着してるからなー。

そして吉宗がそれに気づいたことで、どうなるんだろ。

どういう展開に持ってくつもりなんだろ。

2巻が楽しみです。



つーかこれアレか、白泉社の『メロディ』か……。

私この雑誌大好きだったんだよね。

好きなまんが家の連載終わっちゃってから買わなくなったけど。。。

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『大人』東京事変


大人(アダルト) (初回限定盤DVD付)
大人(アダルト) (初回限定盤DVD付)




我が「就活」闘争に巻き込まれてレビュー書いてないの忘れてた。



家にDVDプレーヤーはおろかTVすらないのに、限定盤買ってます。

だって行ったレコード屋に限定盤しかなかったんだもん。

でも嗅覚と聴覚の融合、ってのもけっこう面白いです。

紙の匂いが混ざっちゃってちょっと嗅ぎ心地は悪いですが、楽曲の雰囲気によく合った香りです。



えーと、実は前作の『教育』は、「東京事変」と言うより「椎名林檎バンド」と言った趣で、正直あんまり好きじゃなかったんです。

でも今作はなんだか、その辺が解消された感じ。

一流のミュージシャンが集まって音作ってるぜ! って感じがきちんとします。

この辺今月号の『H』だかどっかで林檎ちゃんが言ってたことの受け売りなんだけどね。。。



『H』のインタビューによれば、過去の名作と言いますか、事変メンバーが好きな音楽をトコトン下敷きにして、その上に新しい音を作ろう! ってハナシだったみたいです。

確かに、素人耳にもジャズ・ボサノバ等の要素が色濃くなっているのは明らかです。

イヤな言い方をすれば、オタクっぽい音に仕上がってる。

だからこそメンバーの楽しそうな様子も伝わってくるんですけどね。



ただ、です。

それで東京事変が、単なるアレンジバンドになっていってしまわないか心配。

『喧嘩上等』なんか間奏に『Jazz a go go』入ってますしね。

それで耳が引きずられて、ちょっと『唄ひ手冥利』っぽいな、とも思ってしまう。



まぁいずれのメンバーも只ならない方々ばかりの集団ですから、そんな杞憂裏切ってくれるとも期待しているのですけれどね。

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どうもご無沙汰です


2週間空けました。

別にどっかに高飛びしていた訳ではありません。

就活してました。

就職活動。

特に今日はおなじみ大手出版社のES提出〆切でして、それがまた分量がひどく多い。

それやりながらblogを書くなどという曲芸は到底できず、結果的に放置! してました。



それでもESや説明会の合間を縫って読むものは読んでいました。

ので、ESが書きあがった今日! この日良い日、太陽の光降り注ぐ朝の窓辺で、まとめて6本上げてみました!

いやらしい子なので、日付をずらして放置してなかった風を装っています・笑。

まったく、ESもこんくらいスラスラ書ければ何も苦労はしないものを……。



そう……そういう事情で、どこか懐の深ぁあい企業様に内定をいただくまで、数回放置期間が生じるかと思います。

ですがそんなときは心配なさらずに、東京の空の下でリクルートスーツ着てカツカツ歩いているのだろうなぁとお思いになってください。

では。

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