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紫式子日記

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『聴くな。~Bravissimo~』上海太郎舞踏公司B


聴くな。~Bravissimo~
聴くな。~Bravissimo~




「聴くな。」と言われれば聴かずにはおれないのが人情というものですよね。

衝動買い……しました。

ていうかクラシック(のアレンジもの)が大好きな私が、見逃すわけないじゃん、ね。



お馴染みのクラシックにくだらない歌詞を載せて歌っている……というただそれだけなんですけれど、とりあえず歌詞がくだらなすぎる

大事なのは、そのくっだらない歌詞を本格的な発声で歌っちゃっているということです。

きれいなソプラノやバリトンで

「まぜごはーーーん」「しろごはーーーん」(『朝ごはん』/ベートーヴェン『運命』

なんて歌われた日にゃ、あんた。

切ないメロディが歌詞の空しさを際立たせる、その瞬間といったら。

下向いて吹きだしちゃうってコレ。

あと『風呂屋で』(ベートーヴェン『歓びの歌』)でわかる、ドイツ語と大阪弁の類似性も特筆すべきものがありますね。

コツは「-eん」で終わらせることでしょうか。



しかもコレ、アカペラなんですね。

人間の声は最高の楽器。

そんな言葉を思い出しました。

歌詞はくだらないけどね。



Amazonでは賛否両論だけど、元曲が好きな方なら楽しめるハズ。

あの、アレです。

音楽界の田中圭一だと思えばよろしい(他のまんが家を知らないのかと問いたい)




上海太郎って毎度こんなことをやってる人なのかと思ったら、実はすごい活動してるみたいです。



 上海太郎舞台公司公式サイト「上舞」





参考までに、AmazonにもCDのウラにも書いてない元曲リスト



1.交響曲第五番『朝ごはん』 ← もちろん『運命』(ベートーヴェン)

  本文中にも引用しましたが、「ジャジャジャジャーン」が「あさごはーーん」て始まります。

  マジな発声でね。

2.不思議の国のヒトミ ← 『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』(モーツァルト)

  まんがのようです。

3.愛と麻雀のボレロ ← 『ボレロ』(ラヴェル)

  音がだんだん重なっていく段階が、麻雀面子が集まっていく段階になぞらえられているんですね。

4.高い声のタコ焼屋のおばちゃん ← 「魔笛」より『夜の女王』(モーツァルト)

  これのみピアノ伴奏つき。あの高音ソロが、おばちゃんのヤケ笑いって設定になってます。

5.雪子 ← 『メヌエット』(モーツァルト)

  これはちょっと低品質かも。詞が描くストーリーのオチが、ね。

6.風呂屋で ← 『歓びの歌』(ベートーヴェン)

  大晦日の気分で歌いましょう。「さあビアガルテン はよビアガルテン」♪

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