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紫式子日記

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映画『キューティーハニー』


キューティーハニー
キューティーハニー


疲れた夜だからネタ映画を見ようシリーズ第一弾。



聞いていたほどひどくなくって安心しました。

オチがってのには閉口しましたが(キャシャーン連想しちゃって)、

特殊効果・演出もろもろは、まんがだと思って見れば特に差し障りはありません。

庵野監督、お疲れ様です。



もちろん何がよかったかといえば、ミッチー演じる「ブラッククロー」なわけですが。

あの腰の動きは何。

セリフも「ジル様」より哲学的で、

「こりゃわかって言ってるな」

とニヤッと来ました。

あと「ブラッククロー」との戦闘シーンのバックに「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が流れるのは「エヴァ」で味をしめた手法ですかね。


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「日本の表現力」展


すべりこみセーフ!

「日本の表現力」展@国立新美術館。



文化庁ページ

国立新美術館ページ



前半「日本のメディア芸術」

マンガやアニメ、ゲームなどの

資料展示が中心。



会場中でいろんな映像を流してるから、

慣れるまでうるさいです。



1950年代から10年きざみで

展示しているので、

自分が育った年代のブースでは、

私も他の方もテンション上がってました。



ただそれゆえ

「懐かしい〜!」

で終わってしまいかねない。




「ニンテンドーDSは身体性回帰」

みたいな説明が付いてたけど、

そのテの解説が小うるさいくらいに付いてた方が

展示意図が明確だった、かしら。

(まぁいいんだけど、楽しけりゃ……)



あと示唆的ってか衝撃的だったのが、

自分が毎日接している(接していた)事物が

「美術館に展示される(されうる)」というのを

見せ付けられたことね。





後半「未来への可能性」は、

最新技術を駆使した現代アートに

さわって・あそべます。

単純に楽すぃ。

でもこれも、それで終わってしまいかねない……。



マ、とりあえず話題の「新美術館」巡礼を

済ませられたので、よしとしよ。

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『ユメ十夜』


公式Webサイト



毎月1日は映画の日!

ということに国立新美術館の帰り道に気づき、

「千円札の人」の映画を1,000円で観てきました。

でもこの映画は、ガチで「漱石札」なら

1,000円ポッキリで観れるんだよ。

まだ手元にある人がいたら、Zehi。




『夢十夜』それぞれの夜を、

それぞれ異なる監督&キャストが映像化。

並びはかなりメリハリ利いていて

退屈はしないはずなので、

あとは「好みの作品があればいーね★」

ってカンジです。



わたくしの印象に残っているのは↓↓↓




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『鉄コン筋クリート』


鉄コン筋クリート (原作 松本大洋)
鉄コン筋クリート (原作 松本大洋)


オフィシャルWebサイト



原作読まずにいっちゃった外道。

たぶん原作はもっとちゃんと「起承転結」の「転・結」が

ついているのだろーな、という感じのストーリー編集。



「街の変化」みたいなテーマはアツいと思うんですよ。

『20世紀少年』とか読んでてもね。

でもだからこそ、その「再開発計画」の顛末が

あいまいにされたのが解せなかった。



音と映像は、しかしスバラシかった。

『キャシャーン』とか「ハナシはアレだけど映像作品としての価値は認められる」

っていうのが許容範囲の人は、いいと思う。



蒼井優の声優っぷりが堂に入ってて、びびった。

ほかにも伊勢谷勇介とか田中泯とか、

好きな人たちがたくさん声優やってて嬉しかった。

モックンの「蛇」は最高。

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