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紫式子日記

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映画『サウスバウンド』

★公式サイト

チケ屋で鑑賞券買ったら、
もうどこもやってなくて焦った
有楽町シネカノンにて、無事に。
最近有楽町の映画館にお世話になってるな。

いぁー、面白かったです。
奥田英郎原作なだけありまして、
ギャグが冴えてました。
館内が一斉に笑えるのは、
よい映画の証拠だと思う。

元過激派の両親が
中心になってる映画なので、
思想的な偏りとかが
ちょっと心配でしたが、
全然そういうのでもなかったです。
どれかと言うと
「正義」にスポットが
当てられた脚本だったかな。

「自分が正しいと思い込むと、
 意見が違う人たちを
 傷つけちゃうのよ」

と母親は自分の過去を
振り返り、優しく諭します。
主人公の少年自身も、
そのことはなんとなく
同級生との会話から
悟っています。

しかし父親の口を通して
「間違ってると
 思ったことには
 とことん闘え!」

とも語られます。

この両立、バランスの取り方を
身に付けていくのがいわゆる
「人格面での」「成長」
なんでしょうね。


それと子役が秀逸でした。
田辺修斗くんも
悩めるところ多き役を
見事に演じきっていたし、
「黒木」役の子も
上手かったです。
棒読みの子のが多かったけど、
その2人はずば抜けてた。

つか、あの巡査
松山ケンイチだったのな。
まったく気づかなかった。
ホント彼は役者だ。。。


しかし、あの結末は
育児放棄ではないのか?

あと、一緒に見てた
おばさまの意見としては
「ちょっと展開
 急ぎすぎ。」

まぁ、文庫本上下巻を
2時間で、ですからね。。。

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映画『エクスマキナ』

★公式サイト

いささかノリの良すぎる相方の人
(ヱヴァもこいつと観にいった)と
また、やらかしてしまいました。

つっても
『攻殻機動隊』も
『アップルシード』も
見たことなかたんだけどね。
サーセン。

んで『エクスマキナ』……

まず
CGアニメの滑らかなゴツさ
ががが。

苦手な人は苦手かもしれません。

て、エンドクレジット見て
気づいたんだけど、これ
モーションキャプチャだったのね。
どうりで、なんか
『ルネッサンス』
似た印象を持ったわけです。

クオリティは高いはずです。
気合入ったCGイラストが
ずーっと動いてるような。

ストーリーもけっこう
考えられていた印象です。
300年後っていう設定ですが、
もっと近い将来ありそうな。
『ルネッサンス』の10倍くらいは
ちゃんとした話になってましたよ。

しかしアレ脚本
どうにかならんのか……。
いかにもアニメアニメってか、
中二病ってーか。。。
せっかく映像の
クオリティがhighなのに、
こっ恥ずかしいセリフで
いちいち(´・ω・)・・・
ってなっちまいました。

あとゴシック大聖堂が
めちゃくちゃにされていくのは
見ていて心が痛んだ(´・ω・)
300年後に残っている
ということだけでも心強いが。。。
破壊されてこそのゴシック、
という気がしなくもないし(´・ω・)

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ムンク展、の前に

坂本龍一が
「上野公園には霊性がある」
なんてことを言っていて、
それは花園稲荷神社とかの
ことなんだけど、
ロダンの像もその
「スピリチュアル・ゾーン」の
一角であるように思えるよね


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「ムンク展」


★国立西洋美術館Webページ
★東京新聞イベントページ

折りよく曇ってきて、
なかなかムンクな気分

今回の展覧会は、ムンクの作品における「装飾」という問題に光を当てる世界でも初めての試みで、オスロ市立ムンク美術館などからの代表作108点を一堂に展観します。

本展は、ムンクが試みた装飾プロジェクトにそれぞれ1章をあてて構成され、彼の「装飾画家」としての軌跡をたどれるものとなっています。第1章では〈生命のフリーズ〉における装飾性の展開を扱い、それに続く各章では、アクセル・ハイベルク邸やマックス・リンデ邸といった個人住宅の装飾や、ベルリン小劇場、オスロ大学講堂、フレイア・チョコレート工場、オスロ市庁舎の壁画構想といった公的建築でのプロジェクトを紹介します。


と、、、これもなかなか
目新しい切り口、
学芸員さんアタマひねった!!
感のする展覧会ですねぃ。

コンセプト文章の示すとおり、
いわゆる「油彩画」はほとんど
第1章に集中し、第2章以降は
壁画・装飾画などの「仕事」を
ピックアップした構成と
なっています。

第1章<生命のフリーズ>:装飾への道
思うのは、
「意外と明るい絵を描くじゃあないか」
ということでしょうか。

とかく『叫び』『不安』『絶望』の
「フィヨルド三部作(ごめん今勝手に付けた)」ばかりが
取り沙汰され、
よくて『思春期』『マドンナ』
『病める子供』くらいしか
印象にない、ムンクさん。

ですが今回紹介されている

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