2008/03/19 Category : Movies 映画『いのちの食べかた』 ★公式Webサイトよかった。「生物(植物)が食品になるまで」を描いているドキュメンタリー映画。なんだけど、ナレーションとか解説のキャプションが一切なくて、淡々とカメラが真横、正面などの味気ない(ゆえにインパクトある)角度から、ベルトコンベアやオートメーション装置が「いのち⇒食料」に変型させる過程をとらえていく。そして合間に挟まれる、工場や農場で作業する人たちの「もの食う」すがた。切り刻まれていく牛や豚や鶏を見て「かわいそう……」なんて思うのは自然かもしれないけど偽善だと思う。何があっても、私たちは「食べて」いかなきゃいけないんだから。という、「業」のようなもの……を見せつけられる、映画。これ、活字で読むんじゃなくて、映像だからこの「対峙」感があるんだと思う。映画じゃなきゃできないこと、やってるんだと思う。なぜかいちばん「キた」のは、りんご出荷工場で、女の子がりんごの大きさ揃えてるシーン。なんでだろね。工場バイト、私もやったからかな。 いのちの食べかた (よりみちパン!セ)世界屠畜紀行もの食う人びと (角川文庫) [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword