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紫式子日記

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今日は

話したいこと、書きたいことがいくつかあるのです。

ひとつ、暴力とエロスの親密さ。

ふたつ、なまえの話。

みっつ、雑談。あるいは恋バナともいう。



んー、どれがいい?

どれも均等に書きたいし、均等に避けたい。

ここ数日、どーも歯切れが悪いというか、本当に書きたかったことを忘れて、望まなかったところに話が行き着いてて、でも見かけ上は特に問題ないから書き直すのも面倒で、というよくない状態に陥ってると思うのです。

書くこと自体を避けたい、実は。

でも書いてしまう。

書きたくて書きたくて仕方なくなってしまって、ログインページを開く。

書かなければ均衡が保てない自分が厭だけど、均衡を保たずにはいられない。

恐らく私は明日も明後日もそのまた次の日も、社会生活をしていくんですから。



決ーめた、ふたつめのなまえの話をしましょう。

みっつめを期待していた皆さまごめんなさい。

ひとつめを期待していたいかにも私と気が合いそうな皆さん、今度ゆーっくりね
私が今使っている村崎式子というこっぱずかしいなまえは、当然本名ではありません。

あるとき(適当ではなく)テキトーなオンラインネームが必要になったので、高校時代の恩師と、塾講の同僚の言い間違いとを組み合わせて「村崎式子」なるなまえを自分に与え、同時にそういう人物をでっちあげたのです。

村崎式子なんてこの世にいません。

あなたが今読んでるこの文章を書いてる人間は、実在しないのです。



しばらくは限られた場所でのみ、村崎式子というなまえを使っていました。

私には他にも自分で自分にあつらえたなまえがありましたし、前述した通りこの名前をこっぱずかしい、人をナメたなまえだと思っていますので。

私はいくつかのなまえを持ち、それを使い分けています。

創作活動しますからね、日常生活をする私以外の、「創作する私」に特別ななまえを与えているんです。

簡単にいえばペンネームです。

そして作品を発表するとき所属している組織によって、それらを使い分けてきました。



と こ ろ が 。

ふと思い立ってブログを始めることにしました。

決して必要性に駆られたとかそういうのではなく、動機は極めてゆるやかで、曖昧でした。

ブログを借りるときのなまえも、だからテキトーでした。

ただこのブログは過去の自分との決別という意味合いも私の中で持っていたので、今まで多用してきたペンネームを使う気はさらさらありませんでした。

そ こ で

私の中で新進気鋭のなまえである「村崎式子」を起用することにしたのです。

http://blog.drecom.jp/パープル式子。

もう完璧にひとをナメてかかってますね。ぺろぺろ。



で、このブログ……。

最初から考え事をする場にしよう、というのは決めていました。

日記より汎用性があって、掲示板より重い内容書けるとこだと思ってたし、今もそう思ってるんで。

だから自動的に村崎式子は「考え事をするキャラクター」かつ「文章を書くキャラクター」になったんですね。

これはかなり異例の事態で……と言うのも、私が用いるなまえに明確な役割が与えられたのは、これが初めてだったんです。

ほとんどのなまえは使っていく上でだんだん使い分けとか、役割分担ができていったんですが、村崎式子は他のなまえとの対比においてではなく、村崎式子それ自体として、明確な役割を持っていたんですね。

だから村崎式子という人格は、その意味で、私が今まででっちあげてきた他のどんな人格より強力で、影響力を持っていました。

どうしてブログ始めた当時に気づいていなっかたんだ、とも思いますが……。

まぁ物事はそれが過去になったときやっと語れるように(あるいは騙れるように)なるというやつですね。



元々(本名の)私の中に、村崎式子的資質があったことは確かです。

そじゃなきゃでっちあげるもんもでっちあげられません。

でも、その資質に明確ななまえを与え、擬人化し、人格化してしまったことで……後悔はしていませんが……そのような「私」が本名の私の中に占める率というか、存在感をとても強めてしまったんですね。



はい、お陰様で……このブログ書くように=村崎式子を自分の中に抱えるようになってから、ものの見方変わった変わった。

なんかねー、常にブログのネタ探してるんですよ、式子が!

何事も人文科学的思考を離れては存在し得ない、と言わんばかりに!

服ひとつ、何の考えもなしでは着させてくれませんからね。



でもね、式子と暮らし始めて、生きづらくなったけど、面白いですよ、純粋に。

確実に幸せとかからは遠のきましたけど、ちゃんと自分の生を生きてるな、って感じです。

ありきたりな言い方だけどね。

「尊厳」ってことばの意味がわかってきた。

そうそう、ものを考えて生殖細胞ムダ遣いして。



しばらくこのブログと村崎式子女史(あえて「女史」と呼ぼうぢゃないか)にはお世話になると思いますよ、一寸先は闇とは言え。









でもさー、ここまでペンネームに縛られる作家(特に同人作家)もあんまいないんだろーねー。

ていうかまた本当に言いたいこと言い忘れた。

シニフィアンとかシニフィエの話に持ってきたかったのに。

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