2005/01/15 Category : Today 世界の終わりとセダークレスト・レザーブーツ 仮に、の話だが。緊急にどこかに避難しなければいけなくなったとしたら、私は迷わずセダークレストの、黒革ショートブーツを履いていくと思う。このブーツ、中学時代から6年間履き続けているのだが、いまだによく使う、最強の靴なのだ。 まずデザインが優秀。ワークブーツというか、ラインマンブーツとかにカテゴライズされるらしいのだが、女子が履く靴にしてはゴツい、というのは否めない。しかしこれ、ストレートジーンズによく合うのだ。実直なもの同士、相性がいいらしい。あとはカジュアルなスカートのときにレッグウォーマーを合わせて、なぞやっている。なんだかんだで登場回数の多い、名脇役みたいな靴だ。流行を意識した凝ったデザインとかではないから、流行り廃りに左右されないのであろう。そしてさらに品質が優秀。さすが世界のセダークレスト、というか。かなり山越え川越えを繰り返し、雨の日も風の日も、林の中もアスファルトの上も相当歩き、相当酷使したはずなのだが、一向にへたれない。やはり本格ワークブーツは違う。頑丈というか、屈強というか……。その上、手入れをすればちゃんと応える可愛い革製品。最近サボりがちだったためかひび割れが白くなってきていて、さすがにヤバいとさっきクリーム塗りこんだらちゃあんとツヤ出たよ。エラい。基本的に革製品は好きなのだ。長持ちするし、手入れも雑な扱いも全て反映して「my own」感が強まっていくのがいい。肌触りが空々しくないのも嬉しい。化繊にはない温度感を感じる。ハラコちゃんの話も昔したけれども……。矢張り、元は生き物だし、革だけになっても呼吸しているとか、生きているとか言われるだけはある。まぁちょっとしたフェチズムなのであろう。人の肌に触れているのが好きなのと同じで、革に接しているのが好き、というような。革フェチ。SMな響きが芬々と漂うが、SMのコスチュームが基本的に革なのは、hardなplayに耐えるためなのか、革の感触で恍惚感を得るためなのか。両方か。うむ。ま、話がイイ感じに逸れはしたが、そういう可愛い可愛い靴を所有しているのだぞ、という話。そして、世界が危機に瀕したそのときは、手塩にかけて育てたそいつと一緒に、瓦礫の山も山岳部の樹海も越えてゆこうぞ、という話。そしてぶっちゃけ、フェティストなのだ、という話。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword