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紫式子日記

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神は細部に宿る

神は細部に宿る」ということばを初めて聞いたのはいつのことだったかは忘れたけど、納得すること多々。

いや、そもそもの解釈がまつがってるかもだけどね。

私は「世界の細かい部分を知れば知るほど、創造主の偉大さがわかる」みたいな意味だと思ってたんだけど。どーなの。

「神の偉大さを知るには、世界の細部を視ればよい」みたいなさ。

ちがったら申し訳ないけど、とりあえず今回はその解釈で行きます。


納得すること多々……と書いたけど、例えばどんなときかと言えば、理化やってるときとかね。

いゃホント自然科学には神秘を感じるんですよ私。

周期表とかさ、「秩序の美」みたいなのを覚える。

すんごーいちっちゃな原子の粒なのに、秩序ある性質があって、ああやって縦横に並べて表に出来るという事実。

そしてそこまでこだわる「自然」の美意識。

私は有神論者だけど、無神論者の皆様が「自然」と呼ぶものですよ、とりあえず。

物理学者は宗教に入信しやすいって言うけど、それもそうだろうなー、と思うのです。

どんな小さなレベルに達しても、重力と同じような力の法則が見つかるんですもの、何者かの意図が働いてるとしか思えなくなるでしょう。



これ、大きなレベルじゃなくて小さなレベルってのがミソなんでしょうね。

「大きな部分はヒトの目に触れるから、整っていて当然。

だけどヒトが気づかないような細部まで整っていたら、その『もの』の作者は技術・美意識が並より高い」みたいな考えから。



で、このことばの拡大解釈みたいなかたちで、芸術作品とか観るとき「細部にこだわる創作家はすごい」みたいな考え方をしてしまうと思うんです。

少なくとも私はそうですね。

むしろ細部にこだわる芸術家大好き。

イラストとか、変態的なまでに細かく描きこまれていると崇拝したくなりますからね。

カイ=ニールセンとか、お馴染みビアズリーとかね!

草間弥生の作品がもたらしてくれる神秘体験的感覚も、あの細かさに由来するかもしれないなぁ。

私自身が典型的B型で、大雑把なのもあるでしょうけども。

細かいところまで丁寧にできる、A型を絵に描いたような友人は尊敬してしまいます。

そういう人に限ってO型とかだったりするんですがね、世の中。



ついでに「悪魔は細部に宿る」みたいな格言もあるらしいですが、これは細かいところってこだわり始めたらキリがないから、ハマっちゃうともっと重要なことが見えなくなるぞ、という警告なのかな、と勝手に思いました。



あとAdobe社のIllustratorを使っていると、つい細かいところまでこだわってしまいますね。

あれで何か描くと「ヘンタイ」だの「タク」だのとお褒めのことばをよく頂きます。シェシェ。

悪魔に魅入られないように気をつけます。

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