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紫式子日記

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SLAVEですから〜


オフラインで私と某氏を知ってる人は、このタイトルを正しいジェスチャーと正しい口調で発音できるんだよ。

ごめんなさい、内輪バナシしました。

村崎式子です。

GREEも始めました、ただし本名で。



はい、で、SLAVE。

某黒系ヴィジュアルバンドのファンのことではありません。

いや半分そうなんですけど。
だって就寝前も起床後も聴いてるもん。

SLAVEですよSLAVE。

まぁこのバンドに限らず、何かの愛好者・ファンであるってことは、その「何か」のslaveなんでしょうね、程度の差こそあれ。



しかし秀逸だよなこのファンクラブ名。

奴隷て。

とかくV系バンドのファンクラブはアレな名前のが多いけど、これはアレとかドレとかのレベルじゃないもんね。

なんつーか、人間の性ってか、真理を突いてる。

この発言がすでにSLAVEってるけどね。



何かに執着するということは、自分で自分を拘束することなんだな、と、ここ数週間肌で感じている。

これも私に言わせればサドマゾ性だけど。

気に食わないものが縄持ってきたら蹴り飛ばすけど、大のお気に入りができたら縄差し出して縛られに行く。



執着する。

価値の基準をそこに置く。或いは、委ねる。

それは自分の頭を使っていない行為なのか。



自由の名の下に何でもかんでもナシにするのは間違ってるってわかった。

ルールとか規制とかね、それこそ。

ただ、執着において奪われる私の「自由」は、奪われて然るべき「自由」なのか?



ってゆーか「自由」自体が近代になってから出てきたホヤホヤでフニャフニャの概念だから用語として使いにくいのね、たぶん。

なんだよオマエ、こんだけ書いといて結局ソレかよ。

いーえ、んなわけないでしょう。

この問に(解答ではなく)決着がつくまで、私は自分の自由を質に預けてあるようなもんなんですから。

激しく胸が張り裂けそうですよ。

執着の対象を正当に、いいところも悪いところも評価できれば、執着する気遣いもなくなるのかな。

やれやれ。

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