2004/11/06 Category : Myself かばんの話。 かばん。カバン。鞄。漢字で書くとぱっと見「靴」とカブるんで仮名文字がいいです。どうでもいいですね。はい、かばんです。今日人に私のかばんを運んでもらう場面があったんですが(すみません、ありがたう……)、手渡されるときに気づいたのです、私のかばん、重っ。 どうもいろいろ入れすぎてしまうんですよね。今使ってるかばんはジャストサイズにしてポケットたくさんなので、この先数年は他のかばん使えない予感なのですが、最近必ず毎日入れているもの↓・財布・財布からはみ出したカード入れ・折り畳み傘(OTKなので)・ティッシュ、忘れなければハンカチ(代わりのバンダナ)・お道具ジッパー袋(電子辞書、電卓、ソーイングセット、時間割表etc)・マッサージャー・MDウォークマン・生理用品(おんなのこですもの)・化粧ポーチ(このポーチ自体もジャスト私サイズ)・文庫本2〜3冊(あほや)・ケータイ(たまに忘れる)・鍵 +・その日の教科書、ノート、プリンチョ……。ひとつひとつは軽いんですが一気に持つとなるとけっこうGかかります。しかもこのかばん、デカいなりにタフだからつい甘えていろいろ入れちゃうんですよね。その上デザインも私好みときた。他のかばんを買うなということに相違ない。実際このかばん買ってから、かばんに興味なくなったしね。ジャストサイズが見つかれば満たされる。そうそう、かばんはその人の万物への接し方を示すと思ってて。いや、マジで。荷物を持ち歩くという行動自体すでに社会への接し方を表してるでしょ。どうにかなるという信用を抱いている人はサイフひとつで出掛けられるし、不安な人はいろいろ杞憂していろいろ持ち歩いてしまう。そしてかばんはそれを入れる容器ですから。あなたの社会への接し方を、さぁどう包む? って話になるんですよ。多少見てくれが悪くても、中身のボリュームに正直にいくか?あるいは、見た目を重視して不便さを刈り取るか?アタマ悪いと思ってしまうのは、やっぱかばん二つ持ちですね。禁止はしないけどさ。私もたまにやらざるを得なくなるし、人には諸事情ってもんがある。でもさ、最近モテてるコンサバ?系のお姉ちゃんたち。わざわざかばん二つにしてるでしょ?その肩にかけてるディオールが小さすぎんですよ!しかもなんでそれで入りきらなかったたくさんのものを入れてるのが紙袋なんですか!わかりません。もうワケわかりません。それでは紙袋を持つためにディオールを買っているような状態ではありませんか!そんなに荷物が多いんだったら、最初からそんなちゃちいディオールを小金が貯まったからと言って買わずに、もうしばらくお金貯めてばーんとヴィトンのトランクを買うべきでしょう!ヴィトンよりエルメスの方が品質良いらしいですが。そこの判断はそういうものを買うマジョリティー&セレブリティ志向の皆様にお任せします。そのテの人たちはつまり「荷物に合わせてかばんを選ぶ」のではなく「かばんに合わせて荷物を分ける」という動作をしてるわけですよね。これ、逆でしょ? とか思うんだけど。持ち物も人間も中身ありきで、そこに適切な器を与えていくべきだと思うんだけど……。コンサバお姉ちゃんよりアタマ悪く見える度高いのは、オタクっぽい男の子のナイロン製かばん二つ(たまに三つ)持ち。お姉ちゃんたちはオシャレという大義名分があるからまだ理解できるとはいえ、どっちのかばんもみっともないなんて。もー何入れてんだよおまいら!サークルでジャージ使うんだったらジャージも教材も全部入るでかいスポーツバッグとかいうやつを買え!そんな中学時代からこき使っていることがモロバレなナップサックとか3wayショルダーとかをパンパンにされて廊下をおぼつかない足取りで歩かれると、不快です!しかも大抵の荷物が要らなかったりするんだよな、既に文庫化されてるハードカバーとか。とかくあのテの男の子は神経質で心配性ですよね。社会への不安が膨らんであのヴォリュームになってるんです。あーなんか書きながらわかってきた、「非ジャストサイズはみっともない」。まず荷物の量。負うべき社会的責任もそんなにないのに、いろいろ気負ってるのは痛々しいです。次にかばんの大きさ。デザインを重視するあまり、無理して大きすぎるのとか小さすぎるのとか選ばなくていいです。中身に合わせてください。かばんの、ひいては人格の。分相応ってことばもあります。小さすぎると二つ持ちの憂き目に遭うし、大きすぎると鬱陶しいでしょう。私も荷物減らす努力しようかな。でも実際、毎日何かしら使ってるんだよね、ほとんどの持ち物。今の私には今のかばんと、その重さが必要なのだろうと思うのです。この先、かばんとその中身がどうかわっていくのかは未知数ですが。ちなみに夢は本皮でオーダーメイドですね [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword