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紫式子日記

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映画『ノートルダムの鐘』


ノートルダムの鐘
ノートルダムの鐘


ここでも再三にわたって取り上げている

『ノートルダム・ド・パリ』および

ゴシック文化周辺ですが、





やっとここまで来ました。







ディッズニー。







「僕らの夢」イデオロギーの極右大国!







破滅と混沌の物語である

『ノートルダム・ド・パリ』をッッ





「人生を前向きに生きよう」

という激ポジな映画に変えやがったッッッ!!!!!







さすが、世界の「かわいい」資本を

牛耳っているだけあるぜ……デズニー……。








開始15分で、原作とは全く別物だと

考えたほうがいいと察しました。



梶本が好青年すぎます。

ふつうあんな育ち方したら

もっと社会性薄くて性悪になる



劇団四季の俳優陣を

吹き替え版の声優に起用するという

気合の入りっぷりでしたが、

歌の分量が多すぎていささか

   う  る  さ  い



エスメラルダが正義感強すぎる。

梶本を見たらもっとビビるだろ!



さんざん原作を裏切っておいて、

処刑されかけていたエスメラルダをかくまう

ノートルダムでの攻防だけ原作に忠実で、

虫が好いと思いました。



いちばんまばゆかったのは

フロロが自らの欲望に引き裂かれそうに

なっているところだったと思う








やれやれ。

我ながらよく最後まで見れたと思います。







ちなみに「2」は

「夢は必ず叶う」がテーマらしいですよ。

予告だけで萎えた。







ノートルダムの鐘II
ノートルダムの鐘II

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