2007/07/23 Category : Movies 映画『ノートルダムの鐘』 ノートルダムの鐘ここでも再三にわたって取り上げている『ノートルダム・ド・パリ』およびゴシック文化周辺ですが、やっとここまで来ました。ディッズニー。「僕らの夢」イデオロギーの極右大国!破滅と混沌の物語である『ノートルダム・ド・パリ』をッッ「人生を前向きに生きよう」という激ポジな映画に変えやがったッッッ!!!!!さすが、世界の「かわいい」資本を牛耳っているだけあるぜ……デズニー……。 開始15分で、原作とは全く別物だと考えたほうがいいと察しました。梶本が好青年すぎます。ふつうあんな育ち方したらもっと社会性薄くて性悪になる劇団四季の俳優陣を吹き替え版の声優に起用するという気合の入りっぷりでしたが、歌の分量が多すぎていささか う る さ いエスメラルダが正義感強すぎる。梶本を見たらもっとビビるだろ!さんざん原作を裏切っておいて、処刑されかけていたエスメラルダをかくまうノートルダムでの攻防だけ原作に忠実で、虫が好いと思いました。いちばんまばゆかったのはフロロが自らの欲望に引き裂かれそうになっているところだったと思うやれやれ。我ながらよく最後まで見れたと思います。ちなみに「2」は「夢は必ず叶う」がテーマらしいですよ。予告だけで萎えた。ノートルダムの鐘II [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword