2006/06/21 Category : Movies 『パリ、テキサス』 パリ、テキサスなんていうか、言葉を失うよなぁ、こういう映画観ちゃうと。もうね、映画が全てを物語っちゃってるんです。エンディングの映像が全てを物語っちゃってるんです。あらすじを語れば呆気ない。映像の効果や演出の話をしたって、凡庸になる。けれど、キチキチと情感が胸に刻み込まれて、気づいたときには涙腺に達している。そういう……静かな……映画なのです。「男は想像を絶して女を愛していた」「愛しているよ 僕の命よりも」愛しすぎている愛って、絶望的なのかもしれない。実は数年前も一度、この映画を通して観ました。でもそのときは泣かなかった。今回は泣きました。男と女のエスプリがわかってきたからかなぁ。子どもを産んだら、また見え方が変わるんだろうなぁ。 パリ、テキサス デジタルニューマスター版 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword