2009/03/29 Category : Comics 『ウルトラバロック・デプログラマー(3)』浅田寅ヲ ウルトラバロック・デプログラマー 3 (ヤングガンガンコミックス)割と常に急展開なまんがなんだけど、今回も急展開(笑)。しかも実在しない論理で脳内や精神のことを語ってるから、一文一文を理解するのに骨が折れる(笑)。これほど読むのに時間掛かるコミックスも少ないですよ(ノ∀`)今回は主人公である「解体屋」本人の精神の中に「解体屋」自身がダイブして「精神の解体」を試みるという(なんかもう書いてていみがわからない)巻です。荒廃した、今まで彼が「解体」してきた人々の骨で埋め尽くされた世界。その中になぜか立っている、メキシコ・ウルトラバロック様式の十字架。精神世界でメキシコの(?)少女が「解体屋(の精神内人格)」に花輪を贈りながら口にしていた「サンタ・ムエルテ」ということば。知らなかったのでぐぐりました。 via ★「エルエル」様内記事「◆メキシコの死の聖人「サンタ・ムエルテ」( ゚Д゚)メキシコを中心に信仰されている「死の聖人」らしい。聖母マリアの意匠と、土着の死神信仰とが混ざったらしい。カトリック教会側はこの異教的な風習を認めていないんだけれど、キリスト教(特にゴシック文化)なんて元々ミックス文化なんだからそれが600年遅れて来てるだけなのにね、なんて思う。ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫)↓2冊 ほしいッスMEXICO:BAROQUE極彩色メキシコ巡礼既刊。ウルトラバロック・デプログラマー 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)ウルトラバロック・デプログラマー 2 (ヤングガンガンコミックス) [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword