2008/06/14 Category : Comics 『さくらの唄』安達哲 ★『バカ姉弟』の人な訳で、あれはほのぼの系だったけど、弟くんのシスコンぽさが妙に「ざわざわする」話だったんですよ。で、この人、重い話はもっとスゲーんだろうなぁ、と思って読んだ感想。。。↓『さくらの唄』スゲー(|| ゚Д゚)もう、とりあえず、主人公の童貞くささがものっそゃぅ"ぁぃ。肉体的に童貞なだけではなくて、 自信過剰と自己卑下のアンビバレンツとか、「力」を手に入れたトタンの大暴走とか、すごく、童貞。ただ、ね。彼はちょっとマンガ的で「ありえない」トラブルに巻き込まれて、それゆえ「ひと皮ムケる」ことができたんですよ。世の中には「ムく」チャンスを持たないまま「童貞性」をこじらせている男子がいっぱいいるんですよね、多分。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしたのは、 姉1人弟1人で姉が茶色くて長い髪、弟が黒く普通の髪型と『バカ姉弟』そのままのキャスティングなこと。 『バカ姉弟』って、テーマは違うけど、この話の姿を変えた続編なんじゃないかなぁ、と思う。 『さくらの唄』の主人公くんは別にシスコンじゃないんだけどね。ただ、いろんな女子・女性が主人公の周りを取り巻いて、けっこう荒治療気味に彼の「脱・童貞」にたずさわっていくんだけれど、やっぱりいちばんキツいのは「お姉ちゃん絡みの事件」なのね。彼女や、彼女に降りかかる災難が、主人公を現実に引きずり戻していく。物語を締めくくる「クライマックス」は、もうエロとか悲劇とか通り越して、「脱・童貞」の象徴として在るんだと思う。何だろう……「ここまでヤらないと、童貞は捨てられない」ってこと、なのかなぁ……。イッキ読みできたんだけど、読み返す気が起きてません(´・ω・) [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword