2007/04/11 Category : Books 古本屋ハシゴした ワセダ生活5年目orzにして、初めてきちんと古本屋を利用する。探してたのはちくま学芸文庫『グロテスクの系譜』だったのになぜか手元にあるのはこの5冊。●幸田文『包む』今のところ、自分をごまかすところなく「好き」と言える唯一の作家。●マルキ・ド・サド作 澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』『ソドムの市』の原作。映画よりずっと少年少女の数が多くて、たぶん内容も「ぉぇっ」てなる。●磯山雅『J.S.バッハ』なんか「ポリフォニー」とか「ジャズ」とか、ゴシックとか現代にも絡められるかな、と期待して買ってみた。●佐藤達生・木俣元一『大聖堂物語』酒井健以外のゴシック本も読まにゃあな、と購入。カラー図版が多く、視覚的に「ゴシック」を理解できる。著者が建築史家と美術史家というコンビなので、酒井よりも心情面・イデオロギー面への言及が少なく、技術面、また「美術の役目の変遷」に焦点が当てられている感じ。●『芸術新潮』92年9月号「ナチスが捺した頽敗芸術の烙印」エルンスト・バルラハや『レニ』を観たこともあって、「美意識」という観点からナチスを見れば私にもちょっとはわかるんじゃないかな、と楽観して [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword