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紫式子日記

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『世紀末画廊』澁澤龍彦


実はかなり間隔を空けて読んでいたので、内容あんまり憶えてないっていう←←



とはいえそれゆえ印象深いものだけが記憶の柵にひっかかってる感じで、
それは何かっていうと中ほどの章「シュルレアリスム 狂熱の追求」。

「クールな世界観を教えてやる!!」
みたいなアツいエネルギー、が動かしていた運動なんだと思った。
だから高校~大学2年くらいの私も、熱狂したんだな、と思った。



ほんとは作家を1組ずつ紹介した最初の章目当てで購入したんだけど、
結果的に面白かったのは最後のほうの『芸術新潮』に掲載したエッセイの章だった。

長すぎず短すぎず、澁澤龍彦自身の自省っぽい部分もあったりして、満足度高い。



本全体としては、少々食い足りない印象。

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