2007/04/19 Category : Books 『ソドム百二十日』 ソドム百二十日パゾリーニ『ソドムの市』の原作ではあるのですが、河出書房新社の文庫版で、収録されているのは「序章」のみ。気合入れていたので肩透かしくらった気分です。澁澤龍彦の文章はスバラしかったんで、そのための買い物だったと思って。しかたないからググってみて、松岡正剛先生の「千夜千冊」。この本のことだけじゃなくサドの生涯、後の研究など、かな〜り詳しく書いてある。どうやら、バタイユもサドに触発されてエロティシズム研究を始めたらすぃ……。……学問ってさー、やろうとするヤツ、本当にMだと思うんですよ。どうやろうとしたってさ、膨大な先達の脈々と築かれてきた脈絡を前に立ちすくむしかないじゃん。とりあえず食指の動くところから攻めていきたいとは思う。思ってるだけ。 私の頭の中の連関図。(含思い込み)たぶん、入れようと思えばボーヴォワールとかも入ります。森村泰昌←三島由紀夫←澁澤 ↓ ↑グロテスク サド ↓ ↑ゴシック→(酒井健)→バタイユとりあえず「ソドム……」は、完訳本が出ているらしいのでそっちで憂さを晴らそうと思う。却って溜まりそうだけどな、憂さ。ソドムの百二十日 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword