忍者ブログ

紫式子日記

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > Books > 『ソドム百二十日』

『ソドム百二十日』


ソドム百二十日
ソドム百二十日


パゾリーニ『ソドムの市』

原作ではあるのですが、

河出書房新社の文庫版で、

収録されているのは「序章」のみ。



気合入れていたので

肩透かしくらった気分です。

澁澤龍彦の文章は

スバラしかった
んで、

そのための買い物だったと思って。





しかたないからググってみて、

松岡正剛先生の「千夜千冊」

この本のことだけじゃなく

サドの生涯、後の研究など、

かな〜り詳しく書いてある。



どうやら、バタイユも

サドに触発されて

エロティシズム研究を

始めたらすぃ……。




……学問ってさー、

やろうとするヤツ、

本当にMだと思うんですよ。



どうやろうとしたってさ、

膨大な先達の

脈々と築かれてきた脈絡を

前に立ちすくむしかないじゃん。




とりあえず食指の動くところから

攻めていきたいとは思う。

思ってるだけ。






私の頭の中の連関図。(含思い込み)

たぶん、入れようと思えば

ボーヴォワールとかも入ります。



森村泰昌←三島由紀夫←澁澤

  ↓             ↑

グロテスク          サド

  ↓             ↑

ゴシック→(酒井健)→バタイユ







とりあえず「ソドム……」は、

完訳本が出ているらしいので

そっちで憂さを晴らそうと思う。

却って溜まりそうだけどな、憂さ。

ソドムの百二十日
ソドムの百二十日

拍手[0回]

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP