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紫式子日記

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『グラビアン魂』みうらじゅん×リリー・フランキー






グラビアは奥深い。

ということを、とくと教え諭される1冊。

この

「参りましたっ ごめんなさいっっ!!」

感は、『女子の生きざま』以来かも知れぬ……。



もちろん男子向けの出版物です。

が、今私の中で最も熱い男たち:二大巨頭のみうらじゅん&リリー・フランキーの両者が手掛けてるときたら、買うしかないわなコレ。



『SPA!』の連載企画「グラビアン魂」をまとめた臨時増刊です。

みうらじゅんとリリー・フランキーが、グラビアアイドルの既刊写真集を見ながら、

「この子はこうした方が良いよね」

「これはやらせちゃダメだよね」

と、理想のグラビアを構想。

その意見を反映したグラビアが撮られる……という、「男のロマン」な企画です。

この増刊はグラビアだけでなく、その構想を練る対談も袋とじで付いています。

むしろ対談のがメイン。



感銘を受けたのはこの会話。(L:リリーさん M:みうらさん
L 日本のグラビアはセックスでもない、オナニーに重点を置いてイマジネーションをかきたてるものなんですよね。・・

(中略)

M グラビアだけで抜けるやつは安いよね。・・・

L ・・・でも、グラビアは「欲情」はさせなきゃいけない。

M うん、欲情して問題は次の「何か」ですよね。次のことの起爆剤的存在というか。・・・

L グラビアは抜かなくていいから。グッとくればいいんですよ。

M 「今日、彼女と会うからちょっと助けに見とこう」くらいでいいんですよね。



なななななるほど!!

今まで

「水着の写真見て何が面白いんだ?」

とかほざいたいたのですが……。

グラビアにはそんな存在意義があったのですね師匠!!

いゃー、さすが日本のサブカルを牽引するお二方……含蓄が違います。



対談はこの他にも名言ゾク・ゾク・ゾックゾク。

これは880円の価値がありますよ……グラビアも「グッとくる」ハイレベルのものばかりですしね・笑。

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