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紫式子日記

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澁澤龍彦回顧展 ~ここちよいサロン~


公式Webサイト

@神奈川近代文学館。


澁澤龍彦は初めて居合わせる人でも居心地よく居られる、「開かれた」人だった。
だから彼の家=サロンには当時の様々な文化人が集まったし、
日本には失われた「サロン」文化が存在できた

……というのをコンセプトの基とした、澁澤龍彦と
サロンのメンバーとの知的交流に焦点を合わせた展覧会。

手紙や葉書、当時の雑誌などが多く、
いかにも文学館の展示といった感じ。
澁澤龍彦を好きな人はもちろん、
当時彼の周りに集まっていたメンバー
……三島由紀夫とか土方巽……に興味がある人にも垂涎。

「幻想美術館」を初心者向けとすれば、中~上級くらいかな。
史料系を楽しめない人には、視角に訴えるものが少なくて物足りないかも。

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『猫本2』モーニング編集部



よかった!

今回が初の先生はちょっとぎこちない感じだったけど、
前作からの先生たちはみんなグレードアップしてた。


安野モヨコは嬉しい驚き。
絵は密度が高すぎで読みにくい感じだし、
ストーリーもなんてことはないんだけど、
くりかえし読んでしまう。
やっぱこの人の力ってすごいと思った。

雁須磨子やっぱり好きだなー、と思う。
文学少女がまんが家になったような人だから、
セリフとかオチの付け方とかが「じーん」て来る。

横山キムチはおしり頻度が上がってた(笑)
くそぅ、なんでこんなバカバカしい絵柄なのにえろいんだ

目当てだったのは中村光
2Pだけだったけど、じゅうぶん笑わせていただきました

(私の中の)真打ちはやまだないと
やっぱり良かったー……。
この人は年を経るにつれて「スルメ度」が上がるね。
16Pといつもより長めだったし。笑

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リアルヘルタースケルター

あのグラビアアイドルのツヤツヤ肌は「修整」だった
 (日刊ゲンダイ、BIGLOBEニュース掲載)

なんか岡崎京子の『ヘルタースケルター』みたいだなと思った。



ゲンダイが記事末に書いてる
「ま、こんなことに目クジラを立てていたら、
 芸能界は消えてなくなる。」

ってあざといんだか天然なんだかわかんないwwww

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「星新一ショートショート」





ネタが切れたらNさん話題。

というわけでは決してないのですが、
いやまぁそうっちゃそうなんですが、
いま読んでる本が難解で
なかなか読了できのんだよーうゎーん


イェしかしこれは本当に観ていただきたい。
NHKで月曜午後10:50(再放送は金曜午後3:45)からやっている
10分間番組「星新一ショートショート」

おなじみ星新一の作品を、
3分くらいずつのショートドラマ/アニメ化。

ドラマは前衛演劇(死語?)的で
セットとかアングラ舞台みたいだしね、
アニメは実験的手法使いまくりんぐで
「この画風をアニメにするの、
 Nさんしかできない!!」

ってかんじ。


またねー、見せ方とか「間」の取り方とか、
話のセレクトが上手いんですよー……。

えらいえらい。
いま日本でいちばんTV業界にクリエイティヴィティ
もたらそうとしてるのって、Nさんなんじゃないかなぁ。


NHKには「番組たまご」という
実験企画枠があるんですが、

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『ブラッドハーレーの馬車』沙村 広明



エログロの名著みたいな扱い受けてるんだけど、
この人ってすごく人間が好きなんだと思う。

希望の力をすごくよく知ってる。
その分、それと同じ分だけ、
絶望の力にも精通してるんだけど……。

なんだかんだ、ヒドいまんが描いても
……つぐない? とむらい?
そういった気持ちが捨てきれない
人なんだと思う。
だから結末にも救いがある。

救いのある結末を描くことで
罪ほろぼしをしている感じもあるけれど。笑

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