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紫式子日記

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映画『WALL・E/ウォーリー』



「イイ話」系好きくないし、わざわざ観に行くこともないかなー
と思っていたのですが、映画好きの友達に勧められて。
2回も観に行ったらしい、しかも映画嫌いのはずの彼女の旦那さんが
2回とも一緒に行ったってんだから信用が置けるじゃないですか。



結論……良かった!!
可愛かったし、メッセージ性もたっぷり。

ストーリーは、『ナウシカ』原作を結構思い出した。
『ナウシカ』は環境破壊が行きすぎた地上で
人類が細々と行き続けている世界ですけれど、
『ウォーリー』の世界設定は、人類が宇宙に脱出して
宇宙ステーション内で機械化されきった
「快適な」生活を送っている、というもの。
まぁ、で、ステーションの艦長がいまだ荒廃の様相を拭えない
「故郷」地球の現状を知り、下した決断は……となるんですが。



ウォーリーとイヴ、2台のロボットの動作がとにかく可愛い。
さすがピクサー、いい仕事をします。

あとは、ピクサーお得意の「レトロ・テイスト」にもご注目。
私個人が「キた」のは、『2001年宇宙の旅』でおなじみの
あのクラシック曲を、ここで使うか!! というシーンでした☆

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『バオー来訪者』荒木 飛呂彦



メッ……メチャクチャ面白いじゃねエェーかッッ!!!

意識不明のうちに「未知の能力」を植えつけられた主人公!
あずかり知らぬ自らの能力に感じる「恐怖」!
それを克服していく「知性」!! 「意志の力」!!

荒木先生の才能って主人公(たち)の「暗部」を描けるところだと思う。
ジョジョ第5部なんか、荒木先生自身がその辺に言及してるしね。
そしてその「暗部」を乗り越えて、明るい場所を目指す。元気出る。



これ(文庫版)のあとがき読んでわかったんだけど、
「ギャア――ン」「バルバルバル」「ドッバァァァァン」
みたいな「ジョジョ効果音」って、
ロック音楽を擬音化しただけだったんだね、
荒木先生の中では……。



続編希望の声があるみたいですが、
こういういい終わり方をしている作品の続編は、
各自が心の中で思い描くのがいちばん素敵な
続編になるんじゃないかと思います。

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アンドリュー・ワイエス展 @愛知県美術館

Bunkamuraでやってたやつの巡回展。

Bunkamura 展示案内
愛知県美術館「現在の企画展」Webページ



中学の頃、画集で観てから「いちばん好きな画家」のひとり。

今回気付いたのだけれど、彼が描くメイン州やペンシルヴァニアの
風景って、私の地元に似てるんだよね(笑)
寒々しくて、枯れ草で覆われてる。



「できることなら私は自分の存在を消してしまって絵を描きたい。
あるのは私の手だけ、という具合に。」


この自意識薄すぎな発言を見て、なるほど……と思った。
ワイエスは自分に頓着しない。
ただ周りの物・人々だけを愛している。
対象を捉えようとする、ありのままに。

では彼の絵に見られるあの哀しさ、寂しさは何なのだろう。
「私は季節の中でも冬や秋が好きだ。
風景の中にある骨組みや孤独感、死に絶えたような雰囲気が感じられる。
何かがその下に隠れていて、物語の全ては明らかにされていない。
そんな気がするのだ。」


ワイエスの絵には「物語性」を感じる。
時間は静かにだけれど、確実に流れている、その感覚。
冬が過ぎれば春が来る。
ワイエスの絵は哀しく見えるけれど、春の訪れを待っているのかもしれない。



91歳、存命中(!)のワイエス自身が出演したインタビュー映像が個人的にヒット。

「感情的(emotional)なものと精神的(spiritual)なもの、
 2つが揃って完全だからね」

「アートにルールはまったくない。
 もしルールを作り出したら、危険だ」

「年を取っても何かが自分の想像力を刺激したら
 素早く行動すべきなんだ」

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『タカラジェンヌの太平洋戦争』玉岡 かおる



「太平洋戦争」とタイトルは付いているけれど、
宝塚歌劇団創設から戦後に至るまでの歴史が綴られている。
歌劇団創設の背景となった阪神地方のインフラ整備から
話が始まっていて、とても親切でためになる。

もちろん紙幅が割かれているのは戦時下で劇団が置かれていた状況。
「贅沢は敵だ」がスローガンだった時代、いかにして劇団は
国家・軍部にツブされないよう、折り合いを付けていったか?



現在では完全に「女だけの夢の世界」と化している宝塚歌劇ですが、
最初の最初はテーマパーク内にある、家族向けの娯楽だった。

戦時下で愛国的なテーマばかりを演じていたときは、
男子のファンも増えた……等の変遷を知ることができます。



大学1年のとき、学部横断したゼミ形式の授業で

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★★★携帯で読める! 青目黒(ロクロイチ?)先生の作品★★★

紙の単行本で出てほしい、というのはやまやまなのですが……。
待ちきれないアナタやワタシやワタシは携帯で読んでしまいましょう、
1話52円とかですし……(やっすう!)

(私知らなかったんですけど、携帯コミックってやっすいんですね……。)



ポニーキャニオン フォト&ブックス
ポニーキャニオン フォト&ブックス

『残業手当、あったかい!』はいろんなサイトで読めます。
ですがその中でもここをオススメするのは、続編の
『恋愛診断ユメみたい!!』と『出張報酬やわらかい!!』も配信しているから。
衝撃の「初めて」から1ヶ月、野木さんと田辺さんの「その後」が読めます。

携帯からのアクセスは①②③のどれでも。
①上のQRコード
②検索
③カテゴリ↓
 ドコモ:メニューリスト>コミック/書籍>写真集>ポニーキャニオン フォト&ブックス
 au:EZトップメニュー>カテゴリーで探す>ケータイコンテンツ>電子書籍・コミック・写真集>写真集
 SoftBank:メニューリスト>書籍・コミック・写真集>電子コミック>PCコミックス
  メニューリスト>書籍・コミック・写真集>電子写真集>PCフォト&ブックス



「青目黒先生の百合(女子同性愛)モノ用・別PNなのでは……!?」
と囁かれている「ロクロイチ」先生の作品が読めるサイトもご紹介しておきます。

Handyコミック
handyコミック

ロクロイチ先生の作品は『女の子どーしよ!?』『ミダラに濡れる初・体・験』の
2作品が現在、携帯で出回っているのですが、両方一気に読めるのはここくらい。

こちらも①②③のどれかでドーゾ。
①上のQRコード
②検索
③カテゴリ↓
 ドコモ: メニュー/検索>コミック/書籍>コミック> Handyコミック
 au:EZトップメニュー> カテゴリで探す> 電子書籍・コミック・写真集> コミック> Handyコミック
 SoftBank:Yahoo!ケータイ> メニューリスト> 書籍・コミック・写真集> 電子コミック> Handyコミック

しかし実際どうなんでしょうね、私は同一人物説に一票なのですが……。
横顔の描き方とキスの描写が同じすぐる、と思うのですが……。



【2009年5月31日 追記】
青目黒先生情報まとめサイト★「青目黒 @ wiki」作りました。

詳しくは★こちらの記事をご覧ください。

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