2007/06/03 Category : Books 『こうばしい日々』江國香織 こうばしい日々なんでこんな大事件も大どんでんがえしもなくただ淡々と日々が続いていくだけなのに、こんなに面白いのかちら。江國香織ってやっぱすごいなー。日常の些細な感覚を、見落とすことなく拾って、つとめて正確に描写するっていうのは、考えてみたら幸田文に通じるかもなぁ。ところで。2ch発?でバカすぎて微笑ましい奴を「こうばしい」って形容したりするけれど、これが語源? ひょっとして。てか、うちのサークルだけか? 言うの。 [0回]PR
2007/06/03 Category : Books 『竹取物語』星新一 竹取物語星新一って実は読んだことなかったのですけれど、アタマいい人ですねー。本文の調子いい現代語訳もさることながら、「さて、ここで一息」と作者が出てきて、講じてくれる「豆知識」がタメになります。実はここ半月、中学校に教育実習に行っていて、その学級文庫にあって読み進めてた。私の担当教官になった先生は、教科書で原典「竹取物語」を扱うとき、これを副教材にしているらすぃです。 [0回]
2007/06/03 Category : Books 『火車』宮部みゆき 火車ミステリーって一度読んだらそれっきりなんで、あんま読まないのですけれど、これはたまたま読んだら面白かったのでメモ。ミステリー的要素である、トリック?とか推理の過程ももちろん面白いんですけど、人間の感情(特に「負」の)の描写が壮絶ですね。胃の辺りが重くなりました、久しぶりに。あと、カード使うのが恐くなった。 [0回]
2007/05/08 Category : Art 「MONET 大回顧展モネ」 公式サイト:「MONET 大回顧展モネ」於国立新美術館私はひとつ、ここで声を大にして言いたい。モネは眼鏡をはずして見ろ!!(※裸眼・コンタクトの人は目を細めて対応のこと)小学校の廊下の壁に、モネの「睡蓮」が飾られてまして。子供ごころに「なんで絵の具そのまんま置いてるんだろう」とか思っとったんですが、わざとピントをぼかして見ると、まともに睡蓮のかたちが見える。で、このあいだモネ好きの友達の家に複製画(読売新聞がくれるやつ)を持っていった折、その話をしたら、「確かにそうかもしれない!」と盛り上がり、お互いめがねをはずして離れた距離から複製画を見てみる。ハンパなく3Dですよ、コレ。。。「日傘の女性」なんかね、手前の草が浮き上がって見えるの!空の雲も、写真よりリアルなの!畏敬とか畏怖とかってより、 び び り ました。そんなこともあって、今回の展示はめがねをかけたりはずしたりして見てきました。そういう奇行に走ってる若い女性を見ていたとしたら、たぶんそれは私です。 つづきはこちら [0回]
2007/05/07 Category : Art チケット整理した モネ展でチケットファイルを買いまして、一念発起2004年、美術館通いを始めてから今までため込んでいたチケットを並べてみたら……ファイル足りねー(笑) [0回]