2007/09/09 Category : Books 雑誌『hon-nin vol.04』 hon-nin vol.04しょこたんの漫画が載ってたから立ち読み。なんや知らんが原作付きらしい。しょこたんの好きそな「ちょいエロ・ちょいグロ」ですた。本当に怖いホラー漫画っていうよりホラーの絵柄を借りたホラー(風)漫画って感じ。『エピルちゃん』のノリを思い出した。しかし、、、この人ってガチでそれなりの画力あるからスゲーよな。最近はフォトショも使いこなせるようになったらしい。時東ぁみはオタクに媚びた企画としてあの在り様なのだろうが、しょこたんは素でオタクがアイドルをやっておるので凄まじい。日本国民が「アキバ」「メイド」などオタク文化に興味を持ち始めたときに現れ、「オタク文化の一部」として脚光を浴びはじめたがいまやすっかり「しょこたん」としてキャラが立っておる。まさに時代が求め時代に愛されたあいどる。しょこたんの名は平成史に刻まれるであろう つづきはこちら [0回]PR
2007/09/05 Category : Books 『美輪明宏という生き方』 美輪明宏という生き方 (寺子屋ブックス)移転1発目のエントリー。どきどき。あんまり話題に上ることのない本ですが、美輪様による「正典」ではないからですかね??確かに雑誌掲載コラムの再録があったり、それゆえ筆者によって長短あったりして本として全体のバランスがとれていないというのは否めません。ですが、宗教史・異性装・文化史など、アカデミックかつ多角的に「美輪明宏という事象」が分析されている文章もあり、それらの手法・方法論は美輪様に限らずいろんな現代文化の分析に応用できるんじゃないかなぁ、と。まぁもちろんこれを森村泰昌研究に役立てようとしているのは、言うまでもない。あ、今オニアツい野ばらちゃんのエッセイも載ってましてよwww [0回]
2007/09/05 Category : Movies 映画『ひなぎく』他2編 ★イメージフォーラム「ひなぎく」公式HPシアター・イメージフォーラムにて。60年代チェコの短編アニメ2編と中編映画1編。共通するのは、愛くるしさとどこか不吉な結末。トルンカ『情熱』(Vasen/'61/9分)は赤ん坊のころから車輪で動くもの、そしてそのスピードを上げることに夢中だった男が、人生の最後に電動車椅子で霊柩車に突っ込み、天に召されてガラスのような魂になる。それでもなおハイスピードで飛び回り、ぶつかって粉々になってしまう。。。というもの。シュヴァンクマイエル『エトセトラ』(Et cetera/'66/7分)は紙に描かれた挿絵が動くという趣向のもの。1.数種の翼を試して空を飛ぼうとする人物、 何回も堂々巡りして最良の翼を見出せない2.獣とそれを鞭打つ人物、 しかしいつしか人は獣に、獣は人になり、 延々互いに入れ替わり鞭打ちあう3.鉛筆を持ち家を書く手、 手の向こうに透けるのが 平和な鳥模様のときは家が書けるが、 その家は出入りできない。 仕方なく進軍する兵士模様になり、 その家を壊す。そのくりかえし。ヴェラ・ヒティロヴァー『ひなぎく』('66年/75分)自由奔放に、楽しいことを探して実行する2人の姉妹。音楽も色彩も、あくまでカラフル・ポップ。しかしOPで彼女たちの動きに合わせて聞こえる歯車の軋む音、作中に何度も差し挟まれる時計の針が進む音などが、映像に不穏さを与える。んで、ね、これやっぱり、政治的・思想的背景があるんでないかしらと踏んで、だけど世界史パッパラパーだからWikipedia調べたんですよ。そしたらね、 つづきはこちら [1回]
2007/09/05 Category : Movies 映画『薬指の標本』 薬指の標本 SPECIAL EDITION★公式HP原作は読んだので、映画の方も。原作通りでは時間が持たないってんで原作にはないエピソードも付け加えられていたりしたけど、なんとなーく蛇足だったかなぁ、と。それやるくらいなら細部のアップとかして、もっと登場人物の心象表現でもするべきだった気がする。なんか、登場人物の関係性の発展があまりにもトートツで。でも滲むような色彩は素敵でしたね。靴を与えられてから、衣服が赤系の色っぽい服になっていくのもわかりやすくていい。ただアレな、この作品の二大濡れ場のひとつである「床じゅうに散らばった和文タイプの活字を 徹夜でかがんで拾う主人公と、 手を貸さずにじっと見下ろす勅使河原氏」のシーンをあんな風にアレンジしちゃあだめだよー。(もうひとつは靴を履かせるシーンです、もちろん。 そっちは非常にえろく描写されていてよかった。) [0回]
2007/09/05 Category : Movies 映画『マリー・アントワネット』 マリー・アントワネット (通常版)★公式HPなんか私の身辺だけでも賛否巻き起こってるので、いいかげん伝聞だけで批判するのもよくないよなぁと思い立ち、腹をくくって観てみました。前評判としては、「かわいい!」「だいすき!」というものと「ストーリーにメリハリがない」「歴史的側面はどこいった」「フェルゼンの扱いが微妙すぎていっそ清々しい」それから『ぴあ』だかの「利口ぶってたソフィアが 『フワフワキラキラ大好きですけど、何か?』と 開き直った作品。 アキバのコスプレの感覚でやったロココ、 と見なせばいい」というレビュー。わたくしの感想としては、 つづきはこちら [0回]