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紫式子日記

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雑誌『hon-nin vol.04』


しょこたんの漫画が載ってたから立ち読み。

なんや知らんが原作付きらしい。
しょこたんの好きそな「ちょいエロ・ちょいグロ」ですた。
本当に怖いホラー漫画っていうより
ホラーの絵柄を借りたホラー(風)漫画って感じ。
『エピルちゃん』のノリを思い出した。

しかし、、、
この人ってガチでそれなりの画力あるからスゲーよな。
最近はフォトショも使いこなせるようになったらしい。
時東ぁみはオタクに媚びた企画としてあの在り様なのだろうが、
しょこたんは素でオタクがアイドルをやっておるので凄まじい。

日本国民が「アキバ」「メイド」など
オタク文化に興味を持ち始めたときに現れ、
「オタク文化の一部」として脚光を浴びはじめたが
いまやすっかり「しょこたん」としてキャラが立っておる。
まさに時代が求め時代に愛されたあいどる。
しょこたんの名は平成史に刻まれるであろう

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『美輪明宏という生き方』


移転1発目のエントリー。どきどき。

あんまり話題に上ることのない本ですが、
美輪様による「正典」ではないからですかね??

確かに雑誌掲載コラムの再録があったり、
それゆえ筆者によって長短あったりして
本として全体のバランスがとれていない
というのは否めません。

ですが、宗教史・異性装・文化史など、
アカデミックかつ多角的に
「美輪明宏という事象」
分析されている文章もあり、
それらの手法・方法論は
美輪様に限らず
いろんな現代文化の分析
応用できるんじゃないかなぁ、と。

まぁもちろんこれを
森村泰昌研究に役立てよう
としているのは、言うまでもない。

あ、今オニアツい野ばらちゃんの
エッセイも載ってましてよwww

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映画『ひなぎく』他2編

★イメージフォーラム「ひなぎく」公式HP

シアター・イメージフォーラムにて。

60年代チェコの短編アニメ2編と中編映画1編。
共通するのは、愛くるしさとどこか不吉な結末

トルンカ『情熱』(Vasen/'61/9分)は
赤ん坊のころから車輪で動くもの、
そしてそのスピードを上げることに夢中だった男が、
人生の最後に電動車椅子で霊柩車に突っ込み、
天に召されてガラスのような魂になる。
それでもなおハイスピードで飛び回り、
ぶつかって粉々になってしまう。。。

というもの。

シュヴァンクマイエル『エトセトラ』(Et cetera/'66/7分)は
紙に描かれた挿絵が動くという趣向のもの。
1.数種の翼を試して空を飛ぼうとする人物、
 何回も堂々巡りして最良の翼を見出せない
2.獣とそれを鞭打つ人物、
 しかしいつしか人は獣に、獣は人になり、
 延々互いに入れ替わり鞭打ちあう
3.鉛筆を持ち家を書く手、
 手の向こうに透けるのが
 平和な鳥模様のときは家が書けるが、
 その家は出入りできない。
 仕方なく進軍する兵士模様になり、
 その家を壊す。そのくりかえし。


ヴェラ・ヒティロヴァー『ひなぎく』('66年/75分)
自由奔放に、楽しいことを探して実行する2人の姉妹。
音楽も色彩も、あくまでカラフル・ポップ。
しかしOPで彼女たちの動きに合わせて聞こえる歯車の軋む音、
作中に何度も差し挟まれる時計の針が進む音などが、
映像に不穏さを与える。


んで、ね、これやっぱり、
政治的・思想的背景があるんでないかしら
と踏んで、だけど世界史パッパラパーだから
Wikipedia調べたんですよ。そしたらね、

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映画『薬指の標本』


★公式HP

原作は読んだので、映画の方も。

原作通りでは時間が持たないってんで
原作にはないエピソードも
付け加えられていたりしたけど、
なんとなーく蛇足だったかなぁ、と。

それやるくらいなら細部のアップとかして、
もっと登場人物の心象表現でも
するべきだった気がする。
なんか、登場人物の関係性の発展
あまりにもトートツで。

でも滲むような色彩は素敵でしたね。
靴を与えられてから、衣服が赤系の
色っぽい服になっていくのも
わかりやすくていい。

ただアレな、この作品の二大濡れ場
ひとつである
「床じゅうに散らばった和文タイプの活字を
 徹夜でかがんで拾う主人公と、
 手を貸さずにじっと見下ろす勅使河原氏」
のシーンを
あんな風にアレンジしちゃあだめだよー。

(もうひとつは靴を履かせるシーンです、もちろん。
 そっちは非常にえろく描写されていてよかった。)

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映画『マリー・アントワネット』


★公式HP

なんか私の身辺だけでも賛否巻き起こってるので、
いいかげん伝聞だけで批判するのもよくないよなぁ
と思い立ち、腹をくくって観てみました。

前評判としては、
「かわいい!」
「だいすき!」

というものと
「ストーリーにメリハリがない」
「歴史的側面はどこいった」
「フェルゼンの扱いが微妙すぎていっそ清々しい」

それから『ぴあ』だかの
「利口ぶってたソフィアが
 『フワフワキラキラ大好きですけど、何か?』と
 開き直った作品。
 アキバのコスプレの感覚でやったロココ、
 と見なせばいい」

というレビュー。

わたくしの感想としては、

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