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紫式子日記

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『紫の履歴書』美輪明宏



新装版が出てますが、
私が読んだのは↓の方。



美輪様ファンの中でも
いちばん人気といって
いいんじゃないか?
この本。

スミマセン、今まで
読んでなかったのですが……。

もっと詳細がギチギチ
時系列を追って書かれていると
思っていたのですが、
詩による表現も多く、
各時代にまつわる
エッセー集といった趣ですね。

この人の文才はとにかく凄い。
流麗な文体で、どんどん読めました。

内容はドロドロというか、
ボロボロというか……。

えっらいもんなんですけどね。

長崎で被爆してこの世の地獄を見、
上京して親と絶縁、浮浪者ギリギリの
生活を送る、という激動の青春時代。
20代はじめの「メケ・メケ」ブームと
30代はじめの「ヨイトマケ」ブーム、
その間の暗黒時代も重たいです。。。

それでも様々な男性と恋をし、
愛し愛され、奪ったり与えたりした。
そういった「愛」が、
最重要のファクターとして
全編を貫いています。

三島由紀夫が前書きを書いた
初版を見てみたい。
「日本の古本屋」で
検索したら1500円。

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雑誌『エロコト』


いあ、

1年も前の雑誌、というか

『ソトコト』の増刊なんですけど、

なんかバイオリズムの具合でか
妙に気になっちゃいまして、

ヤフオクで落札

しちゃったんだな、見事にな。


世界の坂本龍一が!
「エロはエコである」という
直感をモトに監修した、
エロ+ロハス=エロハスの本!!



しかし買って良かった。
これは面白い。

「エコ」を(一応)
コンセプトに掲げた
グラビアとか、

小池栄子(祝・ご成婚!)を
「縄文美人」として奉って
「縄文人はもっと伸びやかな、
 エコなセックスを
 楽しんでいたはずだ。」

っていう「縄文グラビア」を
撮ったり。

「縄文顔フーゾク嬢」とか、
やりたい放題ですね、教授。

進藤三雄×坂本龍一×リリー・フランキーの
「オヤジ3人エロ対談」は、
もはやエコとかすっとばして
スゴかった。
でもちゃんと最後は話が
「人間の根源的なエネルギー」に
オチているところが上手い編集。

あと、
「ポルノで得た収益を
 環境団体に寄付する」
みたいなNGOを紹介した
「エロいNGO」は知らなかった。
タメになった。

大人のオモチャ紹介ページとかも
あって、見てて楽しいんだが、
教授としては本当は
「土に還る素材でできたオモチャ」
とかを取り上げたかったんだと思う。

あと「水に還る避妊具」を
作りたいって言ってるんだけど、
それ、ぜったい、

使用中に穴開くよね。


まぁ、コンセプトにどれだけ
肉薄できていたかというと、
・・・(´・ω・)

★「SMOKER'S STYLE」坂本龍一インタビュー

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『爆笑問題の「文学のススメ」 』



爆笑問題も大きくなりましたよねぇ。
「ボキャ天」の頃から大好きでしたよ。

TV番組の方は
スペシャルだけ見て、
ダイジェストしか
見たことなかったのですが。

志麻子先生が
「なんで怖い話ばっかり書くんですか」
って訊かれて
「だって私、顔が怖いじゃないですか」
ってお答えになっていたのが
やたらと印象に残っている。

単なるテープ起こしかもしれないんですが、
頭の中で太田×田中のやりとりが
再現されて、電車の中でも笑ってました。

ゲストも豪華。
松尾スズキがどんなこと
考えて暮らしてるのかとか、
けっこう気になっていた。
中村うさぎが何者なのかとか、
あんまりよく知らなかったしね。

平野啓一郎はカッコいいなと思った。
ちょっと今度読んでみようと思う。

ま、やっぱり

団鬼六&加藤鷹の回
のインパクトには、
何も適わないんだけどな。

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『パリジャンたちの日記』



なんとなくムシャクシャしていて
なんとなく買ってしまった。
たぶん癒しを求めていたんだと思う。
いま「求めて痛んだ」って
変換されたんだけど、
あながち間違いじゃないと思う。

で、実際に癒されたので
それはそれで良かったし、
ページデザインも秀逸だし
(かわいくて読みやすい)
いいっちゃいいのだが、

やっぱぴこーいう
オサレ系の本って
手元に置いとく価値を
感じないというか、
パリで理想的な職業に就いて
キラキラ輝いてるイケメンを
見ていたところで
お腹はイパーイにならないというか、

本棚にあと1冊分しか
余裕がなかったとして、
コレを残すか
澁澤の『快楽主義の哲学』
残すか!? って
シチュエーションになったら、
明らかに後者をとるでしょう
とか、そういう程度の本。

各イケメンのページ毎に
まとまっている
オススメスポットの
アドレス
は便利そう。

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